【フタナ#03】毎日ニットのことばかり考えて作っているんだろうなぁと思う「TORICI」のニット

おしゃれさんコーディネート
2024.09.11


こんにちは、京都「futana(フタナ)」の土井です。あれよあれよと週も折り返しの水曜日。まだ少し残暑見え隠れの一日ですが、引き続き秋冬のお洋服をご案内させていただきたいと思います。



今日は、私の洋服基盤の中から「TORICI」さんのニットのご紹介。



「futana」初年度からお取り扱いさせていただいているTORICIニット。私の中にある「シンプルかつシルエットで魅せるもの」というツボを的確に押してくれる、頼もしいニットブランドです。



「TORICIさんがあればひとまず大丈夫」と毎年呟いています。




TORICIニットの袖や裾や首回りのシルエットが好きです。


試着させてもらう時、鏡を見るぎりぎりまでピンとこないこともあるのですが(すごく失礼なようですが、信頼しているからこそのコメント。TORICI 鳥飼さんなら許してくれると思っています)、鏡を見ていつもうんうん頷いてしまいます。抜かりがなくて。



一見、シンプルでありそうな形だけれど、袖のリブ幅や首回りのあき方やネックのテンションが絶妙で、TORICIならではだなぁと嬉しくなります。鳥飼さん、本当にずっと毎日ニットのことばかり考えているんだろうなぁと思います。ニット研究者。

 




Villain(ヴィラン)シリーズ
タートルセーター12
¥34,000 + tax



Villain(ヴィラン)シリーズ
ヴィランセーター12
¥34,000 + tax



「Villain(ヴィラン)」と呼ばれるシリーズで使われている糸は、国内で紡績されたウール糸。エクストラスーパーファインウールと呼ばれる紡毛をTORICI独自の撚り加減に調整して使われています。



程よいムラと絶妙なダークトーンにぐぐっと心惹かれます。「粗野で実直でメンズライク」だなんて、私の好きなものが詰め込まれている! 最初のがしっとした雰囲気から、使っていく中で柔らかくほぐれていく過程が楽しい1枚です。

 


 



まずは、タートルネック。
しっかりと長さのあるネックなのですが、しんどくなくてとても嬉しいです。歳を重ねてきて締め付け具合や重さ、硬さなどに敏感になってきたようで、「どんなものでも、何を着てもへっちゃら!」とはいかなくなってきました。

だから、自分の体が心地よいもの、安心できるものに出会えるのはやっぱりうれしい! これからも体の変化と共に、都度自分にあったものを選んでゆけたらよいな、と思います。



ジャケットやコートのインナーとしてもばっちりです。ここでも袖やネックのリブが素敵な表情を出してくれています。

 




続いて、クルーネック。
開き過ぎず、つまり過ぎずでオフィスワークなどでも活躍してくれそうです。



合わせられないボトムを探すほうが難しくて。オーバーオールなどのインナーとしてもばっちり。


これからの季節、三日に一度は着て出ずっぱりになりそうです。

 


 


TORICIさんは、今月末とそして11月に「futana」店頭で秋冬のイベントを予定させていただいております。どちらも異なるシリーズからなるイベントで、今日ご紹介させていただいたVillainシリーズをはじめ、普段の「futana」には並んでいない形も並べていただく予定です。


既にTORICIをご存知の皆さまはもちろん、初めての皆さまもよろしければ一度手に取ってお楽しみくださいませ。TORICIの世界観をご覧いただけますと幸いです。



今日も取り留めない土井の独り言をお読みいただきありがとうございました。明日最終日も同じ時間に皆さまにお会いでいましたらうれしいです。

引き続き午後も良き時間となりますように。

futana

 

 

 

 

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