世代を超えて愛される、佐藤憲治さんの木彫りの熊
〜「SONNE(ゾンネ)」より〜 vol.10
「木彫りの熊」と言えば皆さんはどんな熊を思い浮かべますか?
・・・・・・
ですよね。あの鮭をくわえている姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、木彫り熊作家、佐藤憲治さん。北海道で木彫り熊が誕生して100年。その100年のうち53年間も彫り続けているのが巨匠・佐藤憲治さんです。

そもそも木彫りの熊とは・・・初めて木彫り熊が作られたのは、およそ100年前。
木彫りの熊は、アイヌの伝統工芸品のイメージも強くありますが実はアイヌ発祥ではありません。北海道の南部に位置する八雲町で当主をしていた徳川義親が、旅先のスイスで見つけた民芸品を見本として持ち帰り、農民たちの副業、生活向上のために木彫りを作らせたのがそもそもの始まりなんだそうです。

店内のあちらこちらに熊。熊。熊。
「これはいくらですか?」
「すみません、非売品です」
このやりとりを何回やっているのだろう。すべてボスの私物なんです。
そんな熊愛に溢れたボス念願の佐藤憲治さんの個展が開催されることになりました。

北海道へ直接足を運び、工房を訪れ、一緒に食事をし色々なお話を聞けたんじゃないでしょうか。帰ってきたボスはなんだか佐藤憲治さんを思わせるような柔らかくて温かい顔つきだった気がします(笑)。
ちなみに第一声は、「北海道、最高!」でした。
アテンドしてくれた東京Vadaantiques/和田さん、栃木県Rooms/川瀬さんが一緒だったんです。そりゃ楽しかったことでしょう。

こちらの画像は、SONNE440で開催した深貝工房個展での一枚。
※左が川瀬さん、背中を向けているのが和田さん。

時に座り込み、時に逆立ちし、時にサーフィンのように鮭に乗る熊を自由自在に生み出している佐藤憲治さん。
よく見かける毛彫りの熊とは違い、面取りされた代表作『憲ちゃん熊』で、佐藤憲治さんを知るきっかけになった方も多いのではないでしょうか。
木の表情に合わせて、下書きなく生み出されていく熊たち。そのすべてが温かみがあって、佐藤憲治さんのお人柄がそのまま熊に落とし込まれているんだなと感じます。
こちらは私が一目惚れして、我が家に迎えた熊の足です。

こんなの見たことない!もう瞬殺でしたね。遊び心のあるこのデザインに一瞬で心を掴まれました。
また昨年2月には、佐藤憲治さんから生み出された作品の数々と、自身の熊彫りとしての半生を振り返る書籍が出版されました。

この本を読み進めていくと、これまで雑誌やテレビなどで何気なく見ていた、イメージしていた木彫りの熊とは全く別物なんだと気付いてもらえるはずです。こちらの書籍は、店頭にてご購入いただけます。
木と向き合いながら彫るという行為を53年もの月日を重ねて作られてきたものたち。佐藤憲治さんが積み重ねてきた想いを感じていただけたら嬉しいです。
ONLINE STOREでもご購入いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
■佐藤憲治 アーカイブ - SONNE(ゾンネ)
取扱店舗:SONNE440
宮崎県都城市上川東1丁目18−6
TEL:0986-77-2782
定休日:毎週水曜日
営業時間:10:00〜19:00
https://sonne2011.com/
Instagram:@sonne2011_
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