飲み物の朝ごはん
「chigiri」西島千恵子さんvol.1
夫婦2人と小学生男子1人の我が家の朝ごはんは、それぞれに始まります。
記念すべき、朝ごはんコラム1回目。
まずは私の朝ごはんから始めさせて頂きますね。
“朝ごはん”企画なのに、私の朝は飲み物だけ。
初回からテーマがズレてますね 汗。
というのも、お店のOPENが11時ということもあって、開店前に朝昼兼用でお弁当を食べることが多いのです。
なので、”朝起きてその日の気分で飲みたいもの”それが私の朝ごはんとなります。
近所のコーヒー屋さんで美味しい豆が手に入った翌日は、コーヒーの日。
たっぷりお湯を沸かして、ミルで豆を挽く。ゆっくりドリップした朝はなんとも贅沢です。ブラックでコーヒーを飲むときは、決まっていつも林健二さんのカップを手が選んでしまいます。
モールドの形と艶のある白と、漆黒のコーヒーがよく合うのです。
コーヒーカップ(林健二さん)、ピッチャー(小川麻美さん)、コーヒーミル(中西洋人さん)
コーヒーメジャースプーン(宮下敬史さん)
目覚めよく、すっきりキリリと迎えたい朝は、緑茶の日。
茶所静岡では、各々お決まりのお茶屋さんがあります。それにお茶農家の友人や知人も多く、有難いことにとびきり美味しいお茶にあずかれたりします。
数年ほど前に購入した伊藤環さんの湯のみ。割ってしまったときは本当に悲しくて、大事に破片を取っておき金継ぎでお直ししました。より一層お気に入りとなった器です。
湯のみ(伊藤環さん)、急須(水野博司さん)
寒さがいよいよ厳しくなってくると、たっぷりと量を頂きたくなります。
そんな日は、ミルクティーの日。
選んだ器はひと回り大きめのカップ。本来はスープカップ。とろりとした白が優しく暖かで、ミルクティーの性格に相性良し。川口武亮さんの粉引です。
スープカップ(川口武亮さん)、ポット(村上躍さん)
そのほかにも、ジャスミンティーの日があったり、カフェオレの日があったり。
その時によって、頂く器を楽しみます。
右から順に 半磁器カップ(坂上のり子さん)、飴釉カップ(叶谷真一郎さん)、磁器湯のみ金継ぎ(旦那さん作)、縞カップ(鈴木進さん)
おっと、片口が一つ混じっています。こちらは高田かえさんの器。
カフェオレやミルクティーの時の相棒です。
牛乳を注いで、電子レンジで温める。本来なら器は電子レンジNGとよく聞きますが、「器屋店主たるもの一応試さないと!」とかけてみたところ、「意外と大丈夫◎」と結論。以来お供に欠かせない器です。
次回は息子の朝ごはん。
学校に送り出すまでのせわしないやり取りの朝。
そんな器の風景をご紹介いたしますね。
定休日:日曜 ・ 月曜または火曜
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。