スタメンクロゼットのすすめ vol.1

ナチュリラ
2019.12.02

洋服はたくさんあるのに、着たい服が見あたらない、毎日のコーディネートに時間がかかる……。それはもしかするとクロゼットが整っていないせいかも。お気に入りの服を上手に活用するためにまずは管理と収納を見直してみませんか。洋服選びが楽しくなる、お手本クロゼットをご紹介します。

**********

トップスとボトムスを上下に分けた
見通しのよいクロゼット

インスタグラマー saoriさん

すっきりした日々の暮らしの投稿が人気のインスタグラマー・saoriさんのクロゼットは、突っぱり棒を渡してラックを2段にし、トップスとボトムスを上下に分けて、洋服の組み合わせを考えやすくしたもの。

「持っている服すべてが目に見える形で把握できるようになったので、コーディネートが決めやすく、おしゃれがぐんと楽しくなりました。」

Point1
上下左右をアイテム・持ち主別にゾーン分けする

s1
オンシーズンの洋服はすべてハンガーにかけて収納。コーディネートを上下で組み合わせるように、クロゼットの中も「トップスが上、ボトムスが下」の配置にすると、着こなしのイメージが湧きやすく、身じたくもスムーズ。夫婦の服は左右で分け、それぞれの収納ゾーンを明確にすれば、服を戻すときも迷わずさっと元の場所に。

Point2
一時置き場をつくる

s2
「カシミアのセーターやコートなど一度着ただけでは洗濯しないタイプの服は、脱いだあと、一晩一時置き場にかけておき、その後クロゼットにしまいます」とsaoriさん。外出先でついたホコリを払い、汗などの湿気やにおいを除くのにこのひと手間は有効。洋服を長持ちさせるだけでなく、クロゼットの清潔を保つのにも役立ちます。

Point3
アウターやバッグは玄関近くに収納

s3
収納スペースが少ないこともあり、アウターやバッグなどの小物は、玄関脇のシューズインクロゼットを活用。もともとは服をしまう場所ではなかったけれど、ここに収納することで身じたくの動線が整い、外出準備がスムーズに。


→vol.2につづきます

 

「ナチュリラ 2019秋号 vol.47」より
photo:回里純子 text:野々瀬広美

←その他の「ナチュリラ」の記事はこちらから

Profile

saori

1 LDK(+シューズインクロゼット)のマンションに住むsaoriさん。整理整頓のシステムを考えるのが好きで、突っぱり棒を活用し、限られた空間をすっきりとわかりやすく収納、使いやすくするのが得意。
instagram:@saori.612

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ