ベニヤ板のドアやステンドグラスなど レトロが似合うリノベ住宅【岡山県】
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
市街地から車で10分ほどの、田んぼが広がるのどかな場所に建つ石橋さん邸。既存のドアをペイントしたり、筋交いをアクセントに残したり、築38年の物件の味わいを生かしながら、レトロな住まいを手に入れました。
この記事は『リノベーションでつくる 古さを生かしたレトロな家』より抜粋しています。
その他のリノベーション施工実例はこちらより。
【石橋さんのお宅のリノベーションDATA】
築年数/38年
間取り/5DK→4LDK
延べ床面積/114.00㎡
物件購入価格/1120万円
リノベーション費用/857万円
リノベーション面積/114.00㎡
施工/フォルカ
間取り変更のアイデア
実現させたいこと、あきらめることを
はっきりさせたことで予算内におさまりました
賃貸アパートに住んでたいたころ、ある日突然、隣の田んぼがつぶされて、新しい家が建ちはじめました。せっかくのいい環境が壊されるのを見て、複雑な心境で——。家は欲しいけど、新築じゃなくていいんじゃないかと、「フォルカ」に相談しました。
リノベーションとはいえ、予算が限られていたから、まず実現したいこととあきらめることをはっきりさせました。リビングにアンティークドアを入れたい、足場板やタイルを使いたい。そんな希望は取り入れつつ、2階は低コストな素材を使い、外観や庭はあとまわしにすることに。
ドアはほとんど既存のものをペイントリメイクしましたが、充分可愛い仕上がり。ほどよくレトロ感の残る、お気に入りの家になりました。
個性のあるインテリアにしたくて
とことん楽しんで色や素材を選びました
ナチュラルなものが好きな私と、ちょっと個性的な雑貨が好きな夫。大まかな方向では意見が一致しましたが、細かいところで、ちょこちょこ食い違いがありました。たとえば夫は、玄関だけでなくリビングの床も足場板にしたかったそう。でも、子どもは寝ころんだりなめたりするから心配で。また、壁やタイルの色でも、シンプルにまとめたい私と、カラフルにしたい夫で攻防戦が繰り広げられました。でも、お互いに遠慮せず話し合うことで、結果的に2人とも納得いく仕上がりになったから、よかったです。
なんだか、リノベーションをとおしてさらに団結できたみたい。これからも仲良く家づくりを楽しみたいです。
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