佐賀編vol.1 ホッと落ち着く、古書とコーヒーのお店「PINEBOOKS(パインブックス)」
古代の遺跡や伝統工芸品の肥前びーどろ、江戸から大正まで時代の異なるレトロな建築物を楽しめる歴史民族館など、佐賀市は悠久の歴史を感じることができる街。ゆったりとした空気が流れる、ノスタルジックでおしゃれなお店も、実はたくさんありますよ。
案内役は古書店で働きながら自家製パンの販売も行うなど、幅広く活躍している一ノ瀬さん。選りすぐりのスポットをご紹介してくださっていますので、お出かけの参考にしてみてくださいね。
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はじめまして。「PINEBOOKS(パインブックス)」の一ノ瀬美和と申します。今月は佐賀市内のお店を紹介させていただきます。
佐賀の秋の風物詩と言えばバルーンですが、ご覧になったことはありますか?毎年10月下旬から11月上旬にかけて、佐賀インターナショナルバルーンフェスタが開催され、近年はSNSの効果もあり100万人近い人々が訪れるイベントになっています。大空に色とりどりのバルーンが浮かぶ景色は壮大で美しく、また、暗闇での夜間係留はとても幻想的です。忙しい日々の中、時を忘れて空を見上げる時間ってなかなかないもの。観光がてら、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
さて、1回目の今日は、私が働いている「PINEBOOKS」をご紹介したいと思います。佐賀駅から徒歩で15分程の通りにある古い長屋。その1階をリノベーションしたお店が「PINEBOOKS」です。
「PINEBOOKS」は、
店内は、暮らしの本を中心に、絵本、小説、エッセイ、美術書、写真集などジャンルを問わず並んでいます。絵本は長く愛されている本が多く、自分の記憶をたどることもしばしば。掘り出し物もありますよ。
「PINEBOOKS」のロゴとメッセージ「May Wonderful Idea Flash On You. / 素晴らしいアイデアがひらめきますように」がプリントされたテイクアウトカップ感覚のタンブラー「デミタ」。おうちで、会社で、旅先で、ホッとしたい時にそばに置いておきたい一品。プレゼントにもおすすめです。
フォントがかわいい古書たち。前の持ち主が書いた言葉やメモに想いをはせ、ちょっとタイムスリップできるのも古書の面白いところ。今では見ることのない凝った装丁も魅力です。思いがけずピタッと好みの本を見つけると、とても嬉しいもの。見た目のカッコよさや珍しさで選ぶのも良いかもしれません。
気になった本は窓際の席で。読書は心を整える時間でもあります。コーヒーを片手にごゆっくりどうぞ。
Look back the old times. You shall find the way to new things.
「昔を振り返れば、新しいものへの道が見つかるだろう」。私たちのコンセプト「温故知新」を英文にしたスローガンです。暮らしが豊かになるお手伝いができれば。私たちスタッフの願いです。
本を捨てないものにすること。本の寿命を少しでも長くしたいという想いから、私たちは本のリユースを推進しています。古い本から最近の本まで、ジャンルを問わず買取っています。宅配や出張での買取りも行っていますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
<お問い合わせ先>
メール re@pinebooks.jp
電話 0952-29-2069(受付時間9:00~18:00)
空き時間にコーヒーを買いに来てくれる、グラフィックデザイナーでイラストレーターとしても活躍中のmegumiさん。いつもこの笑顔に癒されています。
いかがでしたか?本を探しに、コーヒーを買いに、お喋りをしに、気軽に足を運んでくださいね。スタッフ一同、お待ちしております!
←連載「地元おしゃれさんが 案内する 小さな旅」はこちらから
MAP:Ⓐ
佐賀県佐賀市大財4丁目1-57
営業時間:9時~16時(水曜のみ12時開店)
定休日:土日祝
http://shop.pinebooks.jp/
Instagram:@pinebooksjp
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