多治見編vol.4 アンティークと多種多様な展示が楽しめる「IRISE antique」
1300年の伝統ある美濃焼の産地として有名な多治見市。街には由緒ある窯元や陶磁器に関する美術館などがたくさん。最近ではユニークな博物館や和モダンなギャラリー、おしゃれな隠れ家カフェなど、話題のスポットが数多くオープンし、“休日が楽しい街”として注目されています。
案内役は「IRISE antique」の小林彩子さん。おすすめしたい場所がたくさんある中で、選りすぐりのスポットをご紹介してくださいます。
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多治見市からほど近い愛知県春日井市という街でアンティークショップを7年ほど営んでいましたが、様々なご縁から2019年9月に岐阜県多治見市へ移転オープンしました。
多治見市は陶磁器産業を有し古い街並みや建物が残る歴史と文化のある街です。
そんな多治見の街のオリベストリートという通りに面した古民家をリノベーションし、1階にアンティークショップ、2階をギャラリーとして様々なジャンルの方に展示をして頂いています。
アンティークはフランスやイギリス、日本やインドなど今自分が一番見てみたいモノ、興味のある国や場所へ出向き面白いと肌で感じたモノをセレクトし買付けて来ています。
IRISEのフィルターを通した古いモノからその国の文化や空気感を少しでも感じて頂けたら嬉しいです。
特定の国に縛られず「行きたい国へアンティークを探しに行く」。
探検家気分で好きな国へ行き、現地で実際に手仕事や生活に触れる楽しみがこの仕事をしていて一番の魅力であり醍醐味だと思っています。
まだまだ行ってみたい国が沢山あるので旅計画をしながら日々妄想を膨らませています。
いつかメキシコやトルコにも買付けに行きたいな。
2階ギャラリースペースでは2月にpipacs antiquesさんによる「東欧の民族衣装と布展」やechigoyaさんによる「見立ての道具」の展示を行う予定です。
今後も多種多様な展示を企画していますので、その都度異なる雰囲気を楽しんで頂けると思います。
また、2階ではカリグラファーの浅岡千里さんのカリグラフィーレッスンなどのワークショップも不定期で開催しています。
最近は「IRISE antique」を運営しながら彫金でアクセサリー制作もしています。
頭で思い描いたモノを実際に形にする作業はアンティークの仕事とはまた違った面白さや魅力がありそれを愉しんでいます。
多治見市には陶芸家の作品や美味しい食べもの屋さん、素敵なお店が沢山あります。
多治見にお越しの際には色々なお店をご紹介しますのでぜひ「IRISE antique」へも遊びにいらして下さいね。
←連載「地元おしゃれさんが 案内する 小さな旅」はこちらから
MAP:Ⓓ
岐阜県多治見市本町6-61-1
TEL: 050-1396-9753
MAIL: iriseantique24@gmail.com
営業時間:11:00〜17:00
定休日:不定休(営業日はInstagramでご確認下さい)
Instagram:@irise_antique
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