立体マスクを手づくりしました!

編集部ブログ
2020.03.18

こんばんは、編集部のツダです。新型コロナウイルスにより、皆様の生活にも色々な影響が出ていることかと思います。なんだか気持ちまで落ち着かない日々が続きますね……。コロナも心配なのですが、直近で苦しんでいることと言えば、毎年恒例の花粉症。昨年より症状がひどく、くしゃみと鼻水が止まりません(泣)。マスクの残量が残りわずかとなっても買うことができず、どうしたものかと悩んでいました。

そんな時、ハンドメイドマガジン『コットンタイム』編集部が、手作りマスクのワークショップを社内で開催してくれることに。手芸は中学校の授業以来(!)という家庭科力が非常に乏しいツダですが、マスク作りに挑戦しました!


今回作るのは、立体タイプのマスク。唇とマスクが密着しないので息苦しさがなく、顔にしっかりフィットします。型紙はこちらから無料でダウンロードできますよー。材料は、表布・裏布・ゴム紐です。今回は白いダブルガーゼを使用しました。布は洗濯後の型崩れを防ぐために、あらかじめ水通しをしています。ゴム紐は、洋裁で使われる伸び止めテープで代用しました。


まずは、表布と裏布の準備から。布に型紙を置いて、形を写します。


そして、型紙通りに布を断ちます。


これで表布と裏布の準備は完了です。


ここからがミシンの出番。10年以上ぶりに使うので、内心ドキドキです! 準備した布を2枚合わせて、着用した時に中央にくるカーブの部分を縫い合わせていきます。

カーブを縫うときのポイントは、布端をミシンの押さえの端に合わせて、布を回転させながら縫っていくこと。手はあまり針の近くではなく、少し離れたあたりに添え、一点指で押さえておくと、布が自然と回転していくのです。布がよれてきたら一度押さえを上げ、布を整え、また縫う、を繰り返します。速度はゆっくりで、少しずつ進めていきます。教えてもらった通り実践してみると、超初心者のツダでもきれいにできました! 今回は使用していませんが、目打ちを使って布を送るとより縫いやすいそうです。


2枚を縫い合わせたら、アイロンで縫い代を割ります。こうしておくと、この後ミシンをかける時に縫い代がごろつきません。(わかりやすいように、写真は色つきの布でお見せしています)

表布と裏布を中表に合わせて、上下を縫っていくと…… 


おぉ! マスクらしくなってきましたー。



これを表に返せば……


じゃん! 縫い代が隠れて、きれいな表面になりました。



形を安定させるために、上下にステッチをかけていきます。


そして、ミシンの最終工程です。ゴム紐の通す部分を作るために、両端を三つ折りにして縫っていきます。ここが一番難しかったです! 折り山の端を縫うのですが、端から大きくずれてしまうと紐の通り道が狭くなり、逆に端すぎると縫い目がはずれてしまいます。「ずれないように、とにかく真っすぐ!」と、いつになく真剣です(笑) 

ミシンの工程を終えて、紐を通すと……


立体マスクの完成です! 市販されているものと同じくらい、いやそれ以上にしっかりしています。手づくりマスクなら洗ってまた使えのるので、環境にもやさしいですね。


ツダはあえて裏布に水玉の布を選び、市販品にはないようなかわいさとオリジナリティを出しましてみました! ちょっと縫い目がずれてしまったところも、初心者ならではの味と思っています(笑) 

久しぶりにハンドメイドをしてみて感じたのは、「自分の手を動かしものを作る、そして完成した時の達成感は最高!」ということ。夢中になって作っていると、どんどん楽しくなってきて、時間もあっという間に過ぎていました。外出できない日のいい気分転換にもなりますよー。


手芸上手な営業Sさんに協力してもらい、動画も作ってみましたー。作り方の流れを確認するときに、見てもらえると嬉しいです!


型紙のダウンロードと作り方は、こちらからご覧くださいね。

 

 

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