凛とした佇まいと、どんな料理も映える懐の深さが頼もしい

～「les trois entrepots（レ・トロワ・アントゥルプ）」より vol.14 ～

女性がとりわけ好きな白い器。料理が映えるし、他の器との相性もよく、どうしても出番が多くなるため、できれば実用性が高くて使い勝手のいいものを・・・とは言え、せっかく使うのであれば器そのものの美しさも大切にしたい。その両方を兼ね備えているのが濱岡さんの器です。使ってみると美しさだけでなく、デリケート過ぎず、安心感のある使い勝手のよさを実感しています。

凛としているけれど優しくてあたたかみのある濱岡さんの人柄が表れた作風です。きちんと丁寧にスムースに作られているので、陰影が美しくみえます。

人気のリム鉢の見込み部分（内側の部分）は丸く、腰（外側の底に近い部分）は角に作るのが濱岡さんのこだわりだとか。確かに見込み部分が丸いと見た目に美しく、洗いやすい。腰の部分が角になっているから安定感があります。これを轆轤（ろくろ）引きで作っているというからちょっと驚きです。

コンポートも人気です。 スイーツをのせたり、そのまま飾っておくだけでも絵になります。

アンティークなイメージのオクトゴナルプレートも洗練されています。

“凛” と “優しい” という言葉がよく似合う濱岡さんの器に、ぜひいろいろな料理をのせて楽しんでください。

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写真：太田昌宏

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