肩書が通用しない場所でこそ、真価が問われる

長野正毅先生の幸せに生きるヒント3
2020.06.25

大切なモノやコト、想いを語るとき、
自分に嘘をつかず、
かといって周りを無視するのではなく、
しなやかに、美しく言葉を操ることができたら素敵だなと思います。

以前「暮らしとおしゃれの編集室」にもご登場いただいた、Z会進学教室・長野正毅先生の電子書籍『【Z会進学教室】長野正毅先生の幸せに生きるヒントThe Best Selection』から、心に残る言葉をピックアップ。5日間に渡ってお伝えしています。

 

こんにちは。インスタグラム担当のウメダです。

今回の特集の元になった電子書籍『【Z会進学教室】長野正毅先生の幸せに生きるヒント』は、著者の長野先生が長年書きためていたブログを加筆・訂正、新規原稿を加えて1冊にまとめたものです。今日、ご紹介する言葉がブログに書かれたのは、ちょうど本格的に受験シーズンが始まった1月はじめのころでした。

 

長野正毅先生の幸せに生きるヒント 3

この後、原稿は「何々高校に合格した人全員が一生の富と幸福を保障されるなどということがあり得ると思いますか? そうではない。何々高校合格者もご縁がなかった人も、ご本人のその後の考え方によって幸福になったり、不幸なったりしています。つまりどんな状況下でも『あなたがあなたの人生を決める』ということです」と続きます。

 

受験シーズン真っ只中に書かれているので、もしかしたら、生徒さんの中で成績が芳しくなかった方がいらしたのかもしれませんね。でも、この言葉は大人の私たちこそ、意識してもいいのかもしれないと、とても印象に残りました。

 

たとえば私たち編集者は、日々いろいろな情報を教えていただいたり、提案ごとを受けたり、あるいはこちらから取材を申し込んだりしています。そのときに雑誌や会社の冠(だけ)で仕事をしていれば、私が会社を辞めたり、雑誌から離れれば、仕事はたちまち立ち行かなくなります。もちろん、ビジネスなので多少の損得勘定は働くでしょう。でも、どんな状況でも「この人と仕事をしたい」と思っていただけるように、自分の幹を太くすれば、自然に仕事の質は高まっていくと思います。

 

そして、これは仕事の場面だけではないですね。肩書きや環境が変わっても、変わらない「何か」を自分のなかに育てる。そうすれば、いくつになっても、どこにいっても幸せな人生を送ることができる──そんなことを長野先生に教えていただきました。

 

・長野先生の幸せに生きるヒント1はコチラから
・長野先生の幸せに生きるヒント2はコチラから

【Z会進学教室】長野正毅先生の幸せに生きるヒント The Best Selection

Z会進学教室のカリスマ教師、長野正毅先生の大好評ブログ3000話から著者&読者セレクトによる79選に書きおろし21話を加えて電子書籍化。子どもたちに教える日々の中で感じた、自分らしく生きることこそが大切であるというメッセージ、子育ての秘訣、そして幸せに生きるヒントなど、示唆に富む言葉があふれます。

 

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Profile

長野正毅

Nagano Masaki

80年代より小・中・高校生(大学受験生)の学習指導に携わり、

97年よりZ会の教室に講師として勤務。担当は国語。2020年2月まで渋谷教室長として、進路に迷う生徒や子育てに悩む保護者を励まし、応援してきた。現在も渋谷、新宿、三鷹教室で講師を担当している。著書に『励ます力』(主婦と生活社)がある。

Twitterhttps://twitter.com/shiawase_hinto

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