カリッと焼いた豚バラ肉が最高に香ばしくて、たっぷりの野菜もぺろり!〜堤人美さんの「カリカリ豚バラの春菊あおさあえ」のレシピ
まいにちの夕飯作り、みなさんはどうやってメニューを決めていますか?
冷蔵庫にあるものを見て、前日に食べたものを思い出してそれと重ならないように…とは思うものの、豚バラ肉で、、ハテどうしよう…??なんて、途方にくれることもしばしばですよね(そして、例によって同じものの繰り返しになってしまうことに。。)。
そんな時にぴったりなおかずを紹介しているのが、堤人美さんの『レシピのいらないおつまみおかず』。おつまみというタイトルではありますが、白いごはんにも抜群に合うおかずがたっぷり掲載されています。しかも!作り方が最短といっていいほど短く、簡潔なのです!
例えば…カバー写真にもなっている「鶏もも肉のねぎポンラー油あえ」なら、①鶏肉を焼く②長ねぎとあえるで、ハイおしまい。なんてわかりやすい! これなら一度作れば頭に入って、次からは本を開かないでも作れてしまうかも…というわけで、このタイトルになりました。
ちなみにこちらの本、電子書籍版も発売されていまして、料理編集部の料理本で人気ランキング1位に輝いております!実用度ナンバーワン!!
鶏もも肉のねぎポンラー油あえ
手羽先の青のり七味まぶし、手羽元のナンプラーフライドチキン
牛肉のパルミジャーノレモンがけ
塩さばのソテー ジェノバソース
焼きなすのペースト
その中から今回は、豚バラ肉で作れる香りのよいおかずをご紹介。生の春菊って、おいしいですよね。そこにあおさをプラスした、さわやかなひと皿。ぜひ今夜にでも作ってみてくださいね。
カリカリ豚バラの春菊あおさあえ
豚肉は塩をふって水分を出すことで、うまみを凝縮させます。
春菊のかわりに、ほかの青菜や玉ねぎで作っても合います。
【材料(2人分)】
豚バラ薄切り肉(長さを半分に切る)…10枚(200g)
⇒塩小さじ1/3、こしょう少々をふって15分おき、水けをペーパーでふく
春菊(長さを3等分に切る)…1/2束
あおさ(乾燥)…ひとつかみ
A・ポン酢じょうゆ、ごま油…各大さじ1
粉山椒…少々
【作り方】
①豚肉を焼く
豚肉は何もひかずに熱したフライパンでカリカリに焼き、脂をペーパーでふく。
②春菊とあえる
水にさらしてパリッとさせた春菊、あおさ、Aとあえ、粉山椒をふる。
(焼き時間のめやす:中火で5分)
【あおさ】
磯の香りと軽い食感が魅力のあおさ。みそ汁に加えるほか、たけのことあえたり、ころもをつけて天ぷらにしても。
photo:木村 拓(東京料理写真) styling:大畑純子
定価:1078円(税込)
肉なら、焼くだけ。揚げものなら、下味をつけてさっと揚げるだけ。そんなシンプルさで次々作れる、白いごはんとお酒の両方に合う、がっつりおいしいおかずばかりのレシピ集。肉や魚を使った、どーんとボリュームのあるメインから、野菜1つで作れる副菜、市販品を使った小鉢料理までたっぷりとご紹介。どれも簡単で、一度作れば頭に入って、次からはもう自分のレシピに! !仕事から帰って、すぐに子どもにごはんを。遅く帰った夫に、つまみにもなるおかずを。そんな方でも、毎日のごはん作りがぐっとラクになる、ヒントが満載の1冊です!
contents{1.肉は焼くだけ 2.揚げもの大好き 3.野菜だけでも 4.魚でいっぴん 5.市販品でささっと 6.干物、乾物、豆はおいしい}
Profile
堤人美
京都生まれ。出版社を退社後、友人の食堂を手伝ったことがきっかけで料理の道へ。料理研究家のアシスタントを経験後、独立。テレビやCMのフードコーディネーターを経て、書籍、雑誌などでのレシピ提案、企業のレシピ開発などで幅広く活躍中。著書に『レシピのいらないおつまみおかず』『暮らしが変わる!家に帰ってスグおいしいホットクックごはん』(ともに主婦と生活社)、『野菜はあたためて食べる!』(新星出版社)、『堤人美の旬を漬ける保存食』(NHK出版)など。
Instagram:hitotsutsu
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