体温が1℃上がると免疫力は5〜6倍に!藤井恵さんのからだ温め万能だれ「しょうが塩麹だれ」のレシピ

体にいいおかず、作ろう
2021.10.16

こんにちは、編集部員Aです。朝晩めっきり涼しくなって、空気が乾燥してきましたね。うがいや手洗いをしていても、ウイルスの侵入が気になる季節がやってきました。

となると大事なのが、自分の免疫力。ウィズコロナの生活で、この言葉に敏感になっている方も多いことと思います(私自身ももちろんそうです…)。

「免疫力は、体温が1℃下がると30%低下し、1℃上がると5〜6倍になる」とも言われています。結局頼りになるのは、自分のからだが持っている根本的な力。それを強めてくれるのが、藤井恵さんの新刊『「からだ温め」万能だれで免疫力アップごはん』に掲載されている、からだを内側から温めてくれるたれなのです。


こちらのたれ、からだにいいのはもちろんのこと、「毎日のごはん作りに疲れたわ〜」という方(はい、ワタシです…)にもおすすめです。このたれが冷蔵庫にあれば、レンチンした野菜、焼いただけのお肉にからめるだけでも、立派なひと皿に。中には、ごはんにかけて食べたり、お湯で割ってスープにもできるたれも、たくさん紹介されています(これがすごくうれしいのです…涙)。


今日はこの中から、先日の料理編集部のインスタライブでご紹介して話題沸騰だった「しょうが塩麹だれ」のレシピを公開します。作り方は、しょうがをすりおろして混ぜるだけ! あっという間に作れて抜群においしいたれ、ぜひ試してみてくださいね(私は一度作ったら、おいしくて手放せなくなりました!)

しょうが塩麹だれ


発酵食品の塩麹は、自然な甘みとしみじみしたうまみがあり、酵素が肉をやわらかくする力も。それに、血流をよくしてからだを温め、抗菌作用も持つしょうがを合わせた、すっきりとした味わいのたれです。
きゅうりや大根、にんじんなどの生野菜とあえて1日おき、即席の漬けものにしても美味です。

【材料(11/4カップ分)】
しょうが(皮ごとすりおろす)…大1個(100g)
塩麹…3/4カップ

【作り方】
  しょうがをすりおろし、塩麹と混ぜる。

*すべての材料をミキサーやフードプロセッサーにかけてもいい。日持ちは冷蔵室で約2週間。

★食べ方★レンチンしたにらとあえる。レンチンしたかぼちゃにかける。豚ひきとなすを炒めたものにからめる。レンチンしたささみ、さっとゆでたゴーヤとあえるなど。
                

【藤井恵さんのレシピはこちらにも

photo:木村拓(東京料理写真) styling:大畑純子

 

『「からだ温め」万能だれで免疫力アップごはん』(主婦と生活社)


定価:1540円(税込)

ウイルス、風邪、アレルギー…健康をおびやかす「敵」に打ち勝つために、今いちばん大切なのは自分の【免疫力】を上げること。そのための近道が、「からだを温める」というシンプルなことなのです。
そこで管理栄養士である料理家・藤井恵さんが提案しているのが、からだを温める食材をぎゅっと詰め込んだ「からだ温め」万能だれ!

◼︎たれは、切るだけ! 混ぜるだけ! ◼︎
たれは、しょうが、にんにく、長ねぎなどの「からだ温め食材」を切ったりすりおろしたりして、調味料と混ぜるだけ。すぐに作れて、しかも5〜6回で食べきれる使いやすい分量です。
◼︎食べ方は、切ったりレンチンした食材にかけるだけ! ◼︎
切ったり、ゆでたり、レンチンや焼いただけの肉や魚、野菜に、かけたりあえたりするだけでおいしいおかずが次々誕生。白いごはんにかけたり、お湯で割ってスープにするだけでもおいしい「万能のたれ」です。

★たれの使い方例として紹介している料理は、免疫力を上げる食材を使ったものばかり!  緑黄色野菜のβ-カロテン、ビタミンC、E、食物繊維や発酵食品、良質なたんぱく質…これらがどう免疫力アップに貢献するのか、詳しい解説つきです。

 

Profile

藤井恵

MEGUMI FUJII

1966年、神奈川県生まれ。管理栄養士。女子栄養大学卒業後、料理番組、フードコーディネーターのアシスタントなどを経て、料理研究家に。著書に『50歳からのからだ整え2品献立』『和えサラダ』『家庭料理のきほん200』『から揚げ、つくね、そぼろの本』『ギョウザ、春巻き、肉団子の本』『のっけ弁100』(すべて主婦と生活社)など多数。
Instagram:fujii_megumi_1966

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ