がっつり豚肉にブロッコリーを合わせた速攻おかずサラダ！〜藤井恵さんの「ポークソテーとブロッコリーのハニーマスタードあえ」のレシピ

突然ですが、和えものとサラダなら、どちらがお好きですか…？　
和えものというと、ごまあえや酢のものといった、和風であっさりとしたおかずのイメージ。それに対してサラダといえば、野菜たっぷりでみずみずしくてヘルシーなひと皿といった感じ。そんな先入観を見事に打ち破ってくれるレシピ本が、藤井恵さんの『和えサラダ』。野菜好きの方なら必見です！


単なる和えものやサラダではなく、掲載されているのは、“ごはんがすすむ”おかずサラダたち。ポテトサラダやマカロニサラダのように「和えて」作るけれど、副菜ではなくメインにもひけをとらないおかずになる！　そんな白いごはんによく合うひと皿が、たっぷり詰まった1冊なのです。

◆例えばこんな感じに…◆

【鶏肉の塩麹焼きとキャベツのしょうがオイルあえ】塩麹をからめて焼くだけの鶏肉が、最高においしい！

鶏むね肉で作る【サラダチキンとかいわれの梅あえ】。この梅だれ、うちでは他のサラダにもバンバン活用しています。

【ソーセージとザワークラウトの粒マスタードあえ】自家製ザワークラウトで、腸内環境も整いますよ〜。


【春雨とみつばのヤムウンセン風】豆板醤がピリッときいていて食欲をそそります！


この本のカバーにもなっている【マカロニとじゃがいもの明太マヨあえ】。炭水化物祭り(^_^;)になってしまうけれど、ごはんにものすご〜く合います！


【ひじき、白菜、ツナのにんにくマヨあえ】にんにくマヨとやわらかな白菜とともに、ひじきがたっぷり食べられます。【レシピはこちらで公開中！】

香味野菜を使ったり、カリッと焼きつけて香ばしくしたり、梅や粒マスタードなどを味つけのアクセントに使ったり…。食感や味、香りで飽きずに食べ進められるおかずは、藤井先生が最も得意とするところ！　
しかもどれも手軽に作れて、野菜もどっさり食べられる。翌日はお腹すっきりとなること、間違いなしです（実際、撮影期間中は、スタッフ全員が快腸の日々でした❤︎）。

今回はその中から、豚ロース肉を使ったボリュームおかずをご紹介します。粒マスタードとはちみつ、しょうゆの甘辛ハニーマスタードソースがお肉にからんで、濃厚でコクのあるおいしさ！　ビタミンC豊富で栄養満点なブロッコリーが、もりもり食べられますよ。

ポークソテーとブロッコリーのハニーマスタードあえ

【材料（2〜3人分）】
豚ロース肉（とんかつ用）…2枚（200g）
ブロッコリー…1株
にんにく…1かけ
Ａ・粒マスタード…大さじ1
　・はちみつ…大さじ1/2
　・しょうゆ…小さじ1/2
　・塩…小さじ1/3
オリーブ油…大さじ1

【作り方】
1   豚肉は塩、こしょう各少々をふり、小麦粉少々（すべて分量外）をまぶす。ブロッコリーは小房に分け、茎は皮をむいて1cm幅の輪切りに、にんにくはつぶす。
2   フライパンにオリーブ油を熱し、豚肉を中火で2〜3分焼き、裏返して脇ににんにく、ブロッコリーを加え、ふたをして2分蒸し焼きにする。豚肉は1.5cm幅に切る。
3   ボウルにＡを入れて混ぜ、2を加えてあえる。

【メモ】
豚肉は小麦粉をつけてから焼くと、やわらかく香ばしくなり、メイン感がぐっとアップ。豚肉にふるこしょうは、多めがいいですね。にんにくはあとから加え、こがさないように気をつけます。

【藤井恵さんの和えサラダのレシピはこちらにも】

photo：宮濱祐美子　styling：大畑純子