第40回 お子さんと一緒に楽しめるレシピブック『わかったさんのこんがりおやつ』と今が旬のなすについて。

京都「本と野菜OyOy」から
2022.08.08

こんにちは。OyOyの佐藤です。

以前ご紹介した『こまったさんのレシピブック』(寺村輝夫・ 岡本颯子著・さわのめぐみ監修/あかね書房)が想像以上に評判良く、たくさんの反響をいただきました。みなさん大好きなんですよね〜。
今回も夏休み真っ只中ということで、『わかったさんのこんがりおやつ』(寺村輝夫・永井郁子/あかね書房)をご紹介。

大人気シリーズ童話『わかったさんのおかしシリーズ』の誕生から30周年を記念して出されたこの本。
かわいいわかったさんと一緒においしい「チュロス」や「アップルクランブル」などのおやつが作れるレシピブックです。
作り方はもちろん、お話しも楽しめる一冊。
長い夏休み、お子さんと一緒に楽しむのにいいなぁと思います。
夏休みの自由研究も読書感想文もまとめてすむかも?ですね(笑)。
しかも、おいしいおやつまで楽しめます!



この時期、店頭には様々な種類のなすが並んでいます。
8月を代表する野菜ですよね。

なすはインドが原産。奈良時代に日本に伝わってきた、なじみの深い野菜のひとつです。
インドが原産であるだけに暑い方が育ちやすく、太陽の光がたくさん降りそそぐ気候を好みます。
とはいえ最近の日本の猛暑は、なすにとっても暑すぎる傾向にあります。
農家さんは、たくさんお水をあげたり、枝を落として株を休ませたりと、いろんな工夫をされています。

8月のなすは、品種にもよりますが、強い陽射しを浴びて育っているので、皮が厚くなりがち。しっかり詰まった果肉が魅力です。
その緻密な果肉を味わうべく、ちょっと甘めのトマトソースを詰め込んで、軽く煮込んだものを OyOy風にアレンジしてメニューでお出ししています。
その名も「坊さんの気絶」!お坊さんが気絶するほどのおいしいというのが由来のトルコ料理です。



トマトのおいしさを目いっぱい吸いこんだなすは、もうとってもジューシーです。
他には、最盛期を迎えたオクラや、京都ならではの万願寺とうがらしなども、ぜひたくさん食べていただきたいです!
色とりどりでみずみしい夏野菜を取り入れて、猛暑を乗り越えましょう!

← 【京都「本と野菜OyOyから」連載記事はこちらにも】

次回の京都「本と野菜OyOy」からは、9月5日(月曜日)に更新予定です。どうぞお楽しみに!

本と野菜OyOy
京都市中京区烏丸通姉⼩路下ル場之町586-2 京都市営地下鉄「烏丸御池」駅直結 新⾵館1階

営業時間 11:00〜21:00
TEL 075-744-1727
https://oyoy.kyoto/

Profile

佐藤夕伽子

YUKAKO SATOU

京都「本と野菜OyOy」にて本の選書・売り場作り、運営を担当。
子供の頃から本はもちろん料理書が好きで、編集・メーカー企画販促・カフェ・雑貨店・書店などで勤務。ずっと本と食に関する仕事に携わる。大阪府出身で大阪と京都を行ったり来たり。社会人と大学生の息子ふたりと三人暮らし+ねこ。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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