ごはんにかける意外性で、一瞬でおいしいワンプレートが完成！〜ワタナベマキさんの「鶏むね肉とブロッコリーの黒酢炒め」のレシピ

時間がない時にパパッと作れる炒めもの。手軽でさっと火が入るとあって、ピンチの時のお助けメニューですよね。でも、炒めものだけじゃ献立にならなくて…。

そんな時におすすめなのが、ワタナベマキさんの『ごはんにかけておいしい。材料2つで炒めもの』。えっ、炒めものをごはんにかける！？　はい、これが実はとってもおいしいんです！

材料と調味料の絶妙な組み合わせぶりは、ワタナベさんならでは。身近な食材と調味料で作れるのに、いつもとひと味もふた味も違うおいしさに出会えて、炒めものの奥深さ、懐の深さを感じられます。しかも、メインの材料はたったの2つ!!  少ない材料で作れるのって、本当に助かりますよね〜。
 

ごはんにかけておいしいのは、計算された調味料の量とバランスによるもの。まずはそのおいしさをこのひと皿で実感してみてくださいね。 黒酢の甘みとうまみがきいていて、白いごはんがぺろっと食べられちゃいます！

鶏むね肉とブロッコリーの黒酢炒め

鶏肉は片栗粉をまぶすことで、とろりと味がからみやすくなります。黒酢とナンプラーに紹興酒を加えた、やや甘めの味つけが美味です。

【材料（2人分）】
鶏むね肉（皮を除き、2㎝幅のそぎ切り）…1枚（250g）
ブロッコリー（小房に分け、縦4等分に切る）…1/3株
しょうが（せん切り）…1かけ
Ａ・紹興酒（またはみりん）…大さじ2
　・黒酢…大さじ1
ナンプラー…大さじ1
ごま油…大さじ1
黒こしょう…少々

【作り方】
❶ フライパンにごま油、しょうがを入れて中火にかけ、香りが出たら片栗粉大さじ2（分量外）をまぶした鶏肉を加え、こんがり炒める。
❷ ブロッコリー、Ａを加え、ふたをして弱火で5分蒸し焼きにし、ナンプラーをからめる。器に盛り、黒こしょうをふる。
＊雑穀入りごはん（白米1合に雑穀ミックス大さじ1、水大さじ1を足して炊いたもの）にかける

紹興酒　
 
もち米から作られる中国の代表的な醸造酒で、香りがよく、甘みが強い。炒めものに加えると、ぐっと中華っぽい味わいに。

黒酢

蒸し米、米麹、地下水を発酵・熟成させて作られる黒酢。まろやかな酸味と甘さがあり、砂糖を加えなくても甘みが加わる。

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そして、耳寄りなニュースをひとつ。3月24日、ワタナベマキさんの新刊が発売となります！　堤 人美さんとの共著の『韓国ドラマの妄想ごはんレシピ帖』、韓国ドラマに登場する料理に特化したレシピ本です。韓国ドラマファンの方、韓国料理が好きな方、韓国マニアな方におすすめの1冊です❤︎ぜひチェックしてみてくださいね〜。

【ワタナベマキさんのレシピはこちらにも】

photo：佐々木美果　　styling：ワタナベマキ