第6回入学&卒業シーズンは、サラダやデザートに自然栽培のエディブルフラワー(食用花)を添えて華やかにお祝い

岩田紫苑さんの食卓を彩る花あそび
2023.03.25


こんにちは、花業界のライターをしている岩田紫苑です。

芽吹きの季節がやってきました!
いつも歩く散歩道ではタンポポが咲き始め、
千葉ではソメイヨシノも見頃を迎えています。

紫陽花の新芽が出てきたり、ツツジの葉っぱが青々としはじめたり…
植物の観察が楽しい時期になってきました。

さて、第6回目は、エディブルフラワー(食用花)を使った食卓のご提案です。
この時期は、卒業や入学など、家族や親戚が集まる機会も多いはず。
大切な人の門出をお祝いする食卓に、エディブルフラワーを添えるのはいかがですか?


スーパーでは、あまり見かけないエディブルフラワーですが、
ネットで検索すれば、様々なところで購入することができます。
今回は、EDIBLE GARDENさんのエディブルフラワーを使用させていただきました。
https://ediblegarden.flowers/

決め手は、身体に優しいエディブルフラワーを扱っていること。
こちらでは、地球環境に配慮した「化学農薬不使用」のエディブルフラワーのみを扱っています。
花びらには、細かなギザギザした細胞が並んでいるため、ここに農薬が付着すると、残留するリスクがあるそうです。
そのリスクをゼロにして、私たちが安心して食べることができるよう、「化学農薬不使用栽培」と「自然栽培」にこだわっています。


今回使用した「AYUMIミックスパック5色」は、ナデシコ、キンギョソウ、マリーゴールド、ビオラなど、計4品種が20輪ほど入っていました。

一輪一輪が鮮やかで、そのままの状態でも十分可愛らしいですが、サラダの上にのせると、どうでしょう!
なんだか、とてもしっくりくるのは、レタスやベビーリーフが、植物の葉や茎と同じ緑色だからでしょうか。


花びらを1枚ずつちぎって、デザートの上に小さくトッピングするのも、写真映えしますね。

余談ですが、私の経験上、エディブルフラワーは鮮度が短いという印象でした。
私が初めて、エディブルフラワーを目にしたのは8年前。

知人が開いたパーティーに参加したときです。
当日、その場でトッピングするはずだったエディブルフラワーが、未開封の状態でも、購入3日目にして、ハリがなく、弱っていました。

そのため、今回使用するにあたり、長持ちするか心配でしたが…冷蔵庫の野菜室(3~7℃)で保管し、1週間。
届いた時と同じ状態で、花びらのハリもしっかり保てています。


生の状態で使用しても良いし、加熱してコンフィチュールにしたり、
フルーツと一緒に漬け込んで、シロップにする方法もあるそうです。
ぜひお祝いのテーブルを、エディブルフラワーで華やかに彩ってみてくださいね。


最後になりましたが、今月をもって、「食卓を彩る花あそび」は最終回となります。
毎回、記事が更新されるたびに、感想を届けてくれたみなさま、本当にありがとうございました!
私のインスタグラム(@shiooont)では、引き続き花にまつわる情報をお届けしていきますので、
今後もよろしくお願いいたします。

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Profile

岩田紫苑

SHION IWATA

1990年生まれ。母の影響で、幼少期からお花のある暮らしを楽しむ。学生時代、華道部に所属したことがきっかけで、お花に惚れ込む。昨年出産を機に、一般企業を退職し、フリーのライターに転身。花にまつわる執筆や取材、撮影を通して、花業界を盛り上げたい!と奮闘中。

その他の活動:株式会社RIN フラワーサイクリスト
オンラインコミュニティ「花と緑の社会実験室soe!」運営
「森を守るクリスマスリースプロジェクト」参画

Instagram:shiooont

note:https://note.com/shionphoto

 

 

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