今年大ブームの予感!フランスのシンプルな野菜のお惣菜・クリュディテから〜上田淳子さんの「角切りじゃがいものサラダ」のレシピ
お正月休みが終わり、新年のお仕事がスタートした方も多いことと思います。のんびり家族でいただくお餅やおせちもおいしかったですが、そろそろ野菜が食べたい〜!そんな方におすすめなのが、先月に発売になったばかりの上田淳子さんの『フランスのおうちごはん クリュディテ』です。
「クリュディテ」とはちょっと耳慣れない名前ですが、今や日本でもすっかりポピュラーになった“キャロットラペ”がその代表例。そう、生の1種類の野菜で作るシンプルなお惣菜=サラダやマリネのことで、日持ちがするから少しまとめて作って冷蔵庫にストックしておけば、必要な時にさっと出してすぐに食べることができるのです。
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こちらの本では、基本のクリュディテと、それで作るアレンジ料理を100点以上のボリュームでご紹介。ちらっと中身をお見せすると…
どれも野菜の彩りが美しくて、見ているだけでもワクワクしてきます。クリュディテに肉や魚を合わせれば、あっという間にメインディシュにも変身! クリュディテ自体にしっかり味がついているので、さっと加熱するだけ、和えるだけでビシッと味が決まるのもうれしいのです。
この本の中から今回は、じゃがいものクリュディテをご紹介。新食感のじゃがいものおいしさ、ぜひ実感してみてくださいね!
角切りじゃがいものサラダ
フランスでは、サラダ・ド・ポンムドテールとして愛されているメニュー。
じゃがいものおいしさを再認識でき、飽きずに食べ続けられます。
メークインを使うと崩れにくく、ねっとりしたおいしさに。
〔材料〕 作りやすい分量
じゃがいも…4個(600g)
ワインビネガー(赤、白どちらでも)…大さじ1
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
サラダ油…大さじ1
オリーブ油…大さじ1
パセリのみじん切り…大さじ1
〔作り方〕
1 じゃがいもは皮をむいて1.5cm角に切り、鍋に沸かした湯でかためにゆでる(崩れない程度に)。
2 ボウルにワインビネガー、塩、こしょうを入れて塩が溶けるまでよく混ぜる。サラダ油、オリーブ油を少しずつ加えてとろっと乳化するまで混ぜる。
3 1がゆで上がったら、ざるに上げて湯をしっかりきる。熱いうちに2に加えて混ぜ合わせる。
4 冷めたらパセリを混ぜる。
*パセリは食べる分だけに混ぜ、保存したりアレンジしたりするならそのままで。
*保存期間…冷蔵で4日ほど
photo:ローラン麻奈 styling:佐々木カナコ edit:広谷綾子
クリュディテの新刊発売記念インスタライブの様子はこちらから!
★クリュディテ作りのコツが満載です
定価:1760円(税込)
「クリュディテ」とは、フランスのシンプルな野菜のお惣菜のこと。1種類の生の野菜を調理して作る、シンプルなサラダやマリネを指します。
日持ちがするので、多めに作ってそのままちょこちょこ食べたり、肉や魚と合わせれば、メインディッシュがあっというまに完成。野菜の色みがきれいなので、盛り合わせれば美しいひと皿になり、おもてなしにも最適です。
定番の野菜を「通年野菜」「秋冬野菜」「春夏野菜」に分け、シンプルな基本のクリュディテ+その簡単アレンジレシピで展開。また、クリュディテで楽しむアペロ(夕食前の軽い一杯)、朝食や昼食に食べたいサンドイッチや麺類、ごはんものも提案しています。
◆CONTENTS◆
Chapter.1 基本のクリュディテとアレンジレシピ
〈通年野菜〉にんじん/じゃがいも/さやいんげん/かぶ/キャベツ/きのこ/長ねぎ/玉ねぎ/小松菜/もやし
〈秋冬野菜〉カリフラワー/ブロッコリー/ビーツ/さつまいも/かぼちゃ/ごぼう/れんこん/ほうれん草/白菜/大根
〈春夏野菜〉きゅうり/トマト/なす/セロリ/ピーマン/パプリカ/ズッキーニ/アスパラガス
Chapter.2 クリュディテのある献立
クリュディテでアペロ
クリュディテとパン
クリュディテと麺
クリュディテとごはん
Profile
上田淳子
兵庫県出身。辻学園調理技術専門学校で西洋料理・製菓・製パン技術を習得し、卒業後同校の西洋料理研究 職員を経て渡欧。スイスのホテルのレストラン、ベッカライ(パン屋)、フランスのミシュラン星付きレストラン、シャルキュトリーなどで約3年間修業を積む。帰国後、シェフパティシエを経て料理研究家として独立。フレンチベースのおいしい家庭料理のみならず、日々の暮らしに役立つ普段着の料理も得意分野。『フランス人 が愛するチーズ、バター、クリーム。』(誠文堂新光社)など著書は多数。
https://www.ju-cook.com/
Instagram:@ju.cook
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