【香菜子さんコーデ】ひとひねりトップスさえあれば……【前編】

ナチュリラ
2020.07.13

ここ数年、夏のトップスはちょっとデザインに遊びがあるものを手にとることが増えたという香菜子さん。
理由は、シンプルなワンツーコーデでも、おしゃれ感が出せるから。カラーはどれもベーシック、デザインも「よく見ると……」くらいのさじ加減が、普段着のおしゃれにはちょうどいいのです。

********************

ふんわり、うっとりな
プルオーバー

ふんわりシルエットのトップスなら、一枚で簡単におめかしコーデ。特にこの夏は、着るだけでほんのり女性らしさを漂わせてくれるパフスリーブが気になるという香菜子さん。トップスにボリューム感や遊び心を持たせた分、ボトムはシンプルに、ストンとしたシルエットのアイテムを選ぶと、バランスよくまとまります。



「アイアムアイ」の真っ白なプルオーバーは、詰まり気味の首元とギャザーがポイント。短め丈でバランスがとりやすく、バックスタイルのジッパーもワザあり。定番の白シャツ+デニムが、シルエットを少し変えただけで雰囲気がここまでやわらかに。



ロングスカートに合わせるなら、肩口にだけやさしくギャザーが寄った「ホームスパン」のパフスリーブを。裾をインしてふんわり空気を含ませるようにシルエットをつくると、しっとりしたスモーキーカラーや後ろボタンも相まって、どこかクラシカルな印象に。



張りのある素材感で、ボリュームのある袖も形が決まりやすい「スティーブン アラン」のトップス。胸元がぐっとあいたVネックは、インナーをのぞかせることなく一枚で潔く。マニッシュなパナマ帽やパンツを合わせれば、甘さがほどよくやわらいで。

→後編に続きます


『ナチュリラ vol.50 夏号』より
photo:加藤新作 text:福山雅美

←その他の香菜子さんの記事はこちらから
←その他の『ナチュリラ』の記事はこちらから

Profile

香菜子

Kanako

モデル、イラストレーターとして活躍する傍ら、ホテル備品をイメージしたプロダクトブランド「ホテル ヴィルヘルムス」を主宰。著書『香菜子さんの服えらび。』(主婦と生活社刊)も好評発売中。
https://vilhelms.thebase.in/
Instagram「@hotelvilhelms

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ