やりすぎは苦手。だけどいつもワクワクしていたい パウラ・グリーフさん Vol.2

大人になったら、着たい服
2020.08.18

スタイルを持ったニューヨークの女性たち。“自分らしい”おしゃれや暮らし方の流儀を現地在住のコラムニスト・上野朝子さんにリポートしていただきました。

←Vol.1はこちらから

陶芸家よりも
アーティストでいたい


陶芸を始めて10年。きっかけは50代後半の離婚だった。


「本当に心が折れてしまう離婚だったの。そんなとき、アレクサンダー・カルダー(彫刻家)の本を近所の書店で見つけて。彼が自宅で制作活動をしていたことを知って、私も何か家でできることをやってみたくなった。そして、たまたま通りがかった近所の陶芸教室でお皿を一枚作ってみたの」


人生の方向転換が必要だったとき、陶芸は離婚のリカバリープロジェクトになってくれた。


「これから先も陶芸を続けていきたい。でも、陶芸は自分のアート表現のひとつと思っている。70代に向けて、ジュエリーやテキスタイルもやってみたい。私は陶芸家よりもアーティストでいたい」

→Vol.3に続きます

photo:GION text:上野朝子


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→その他の『大人になったら、着たい服』の記事はこちら

Profile

Paula Greif

パウラ・グリーフ

1952年アメリカ・ブルックリン生まれ。1980年代から、『ローリングストーン』誌やミュージックビデオ、CMなどのアートディレクターとして活躍。5 年前にニューヨーク郊外に住まいを移し、現在は陶芸家として注目される。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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