肌に心地よいおしゃれ ― 金沢「石田屋」店主・田中佳美さんvol.4

大人になったら、着たい服
2020.10.22

気温がぐっと下がって、秋冬用のお布団が恋しい季節になりましたね。
石川・金沢で大正時代から続く寝具店「石田屋」を営む田中佳美さんは、「睡眠の質を上げて目覚めがよくなったら、人生が変わった」と語ります。
田中さんが提案する”よりよい眠りと””心地よいおしゃれ”について4日間に渡ってお伝えします。

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金沢の老舗布団店「石田屋」がプロデュースする「gamadan(ガマダン)」は布団から枕まで、実際に寝心地を確かめて自分の眠りを自分でデザインできる、というショップ&体験型ショールームです。「肌に心地いい布団を選ぶのも自分らしくいられる洋服を選ぶのも同じこと」そう語る店主の田中佳美さんに秋冬の装いを見せていただきました。

【田中さんの 日々のおしゃれ#1】

ショールームで
お客様をお迎え。
おしゃれの基本は
着心地がいいこと。
デニム+ロングシャツで


移動が多いので、仕事は動きやすいスタイルで。ただし、カシミヤなど上質素材をさりげなく取り入れる。デニムとセーターは「45R」、カシミヤのロングシャツは「アーツ&サイエンス」。


(左)色違いで愛用しているのが、岐阜県の「ギャルリももぐさ」で買った安藤明子さん作「ゴムズボン」。知多木綿はさらりと体になじみ、タックが入っているので、動きやすく足さばきもいいそう。(右)歩きやすい靴が基本。ハイヒールはめったに履かない。この3足は金沢在住の靴作家・立野千重さんのブランド「タチノチエ」のもの。すべて手仕事で仕上げられる靴は、無駄がなくシンプルなデザインで、足にすっとフィットする。

 

【田中さんの 日々のおしゃれ#2】

ワンピースで打ち合わせへ。
冬でもさらりとした
肌ざわりの自然素材が好き。
たっぷり入る
トートバッグがお気に入り


インディゴのワンピースは、「45R」のもの。冬でも厚手のセーターはめったに着ないのだとか。薄手で暖かいメリノウールのインナーの上に、自然素材の服を重ねるのがいつものスタイル。革のトートバッグは「カスケ サード」で購入。


(左)荷物が多いのと、かっちりしすぎるハンドバッグは苦手だという理由で、大きめのトートバッグがほとんど。「ヒロコハヤシ」「アスカ マスダ」など、シンプルで、ちょっと個性的なものを。(右)ネックレスやイヤリングなどはつけないので、ブローチを愛用。鳥モチーフは陶芸家・中嶋寿子さん作。甘くなりすぎず、視線をいざなうアクセントになる。

 

【田中さんの 日々のおしゃれ#3】

大切な人と会う日には、
洋服感覚で着られる
紬の着物を。
キリッと辛口に
揃えます


大切なお客様との集まりや食事などには、いちばん自分らしくいられる着物で。この日はキリッとした白鷹紬に「工芸こはく」の縞熨斗目なごや帯を。金沢といえば、加賀友禅などつややかな着物が多いが、田中さんは凜とした紬が好きだそう。


(左)着物用のバッグは使わず、いつも洋服に合わせるトートバッグを。これは「ノブコ ニシダ」のもの。普段の延長線上で着物スタイルを楽しむ。(右)アクセサリーをあまり身につけないが、指輪だけは別。大ぶりの個性的なリングをひとつつけて。中田多恵子さんが手がけるブランド「ポルトボナー」のものが中心。全体はシンプル、細部に個性を。

『大人になったら、着たい服 '20-'21 秋冬』
photo:ワタナベアニ text:一田憲子

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gamadan(ガマダン)

敷きパッドからマットレス、枕、かけ布団など石田屋オリジナルアイテムを試すことができ、自分に合った眠りをつくることができる。寝心地を試すことができる宿泊体験ルームや、発酵ランチが人気のダイニングカフェも完備。

 

石川県金沢市高尾3-4-1
TEL:076-298-4800
OPEN:11:00~19:00(火曜定休)
https://www.ishitaya.com/gamadan/

Profile

田中佳美

Yoshimi Tanaka

21歳で、大正12年創業の金沢の老舗布団店に嫁ぐ。品質が確かな海外メーカーから直接商品を仕入れる独自の販売スタイルを確立。体験型ショップ「ガマダン」や、上質な寝具を揃えた「眠音ホテル」のプロデュースも手がけた。
https://www.ishitaya.com/

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