1年の350日はデニムで。自分が自分でいられる服が好き 吉村由美子さん Vol.1
スリムなデニムにフリルのブラウスを合わせ、ジャケットをヒョイと肩からかけて。「1年のうち350日はデニムですね」と吉村さん。女らしさと男っぽさ、上品さとやんちゃ魂。相反するふたつの香りが溶け合ったおしゃれの格好いいこと!
昔から人づきあいが苦手。「人と同じこと」をするのになかなかなじめず、つらい思いもされたのだとか。そんな吉村さんが16歳のころから夢中になったのが音楽でした。パティ・スミスやジミ・ヘンドリックス。1960〜70年代のヒッピーカルチャーや音楽はひたすら自由で、個性が光り、「私は私のままでいい」と信じられたそう。
スタイリストとして順調に仕事をしていた20代後半、吉村さんは突然旅に出ます。
「写真にも興味があって、フィルムカメラでモノクロの写真を撮りたくて半年間ジャマイカへ行きました。『そんなに仕事を休んで大丈夫?』という人もいたんですが、人生は一回きり。やりたいことを諦めたくなくて」
photo:枦木 功(nomadica) text:一田憲子
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『大人になったら、着たい服 '20-'21 秋冬』でご紹介しています。
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Profile
吉村由美子
専門学校のスタイリスト科を卒業後、アシスタントを経て独立。CMを中心にムービーのスタイリングを多数手がける。現在は、タレント専属、雑誌、広告などで活躍中。8年前にデニムを使ったブランド「FEBRUARY」を立ち上げる。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。