どんなスタイルにもどうぞ「SHOES LIKE POTTERY」のスニーカー
~「DOKODO」より vol.12 ~
こんにちは、今日は系列店舗「着楽(チャクラ)」から出張紹介のアイテムです。
「SHOES LIKE POTTERY」 [S.L.P.01]のスニーカー。
「着楽」でオープン当初から長く愛され、お客様はもちろんスタッフの着用率が高いモデル。福岡県は久留米市でつくられるこのスニーカーの魅力についてご紹介したいと思います。
「SHOES LIKE POTTERY」は、古くからゴム産業が盛ん久留米市で活躍する、上履きなどで有名な「ムーンスター社」が手がけるブランドになります。「SHOES LIKE POTTERY」は訳すると「焼き物みたいな靴」。
当然、「焼き物みたいな靴ってなんだ?」と思いますよね。この靴は「ヴァルカナイズ製法」と呼ばれる方法でつくられています。この製法は、日本では限られた工場でしか生産できないもの。靴をつくる工程で大きな窯に入れて、熱と圧力を加えます。この時、生ゴムと中に練り込まれた硫黄が熱により化学反応を引き起こし、柔軟性と耐久性に優れた靴が出来上がるのです。この工程がまるで焼き物をつくるようである事から、ブランド名になったんですね。そうして出来上がった靴はソールがしなやかで柔らかく、丈夫で壊れにくい、美しいシルエットが保てるという特徴があります。手仕事の工程が多く、熟練の技術が必要とされる製法だからこそですね。
見た目の特徴ですが、シンプルなローカットスニーカーですが、他と異なる、一目で「『SHOES LIKE POTTERY』だ」とわかるポイントがあります。
まずは、目をひく青いアウトソール。はっきりとした青色が歩くときにチラッと見えるがイイんですよ(笑)。
そして、サイドのシーリングワックス風のマーク。こちらも気が利いたデザインで好きなんですよね。近くに見える縄目のような柄は、‟焼き物”を意識したものなのだそう。
履き心地については、やっぱり歩きやすいです。
先述したようにヴァルカナイズ製法で作られた事によるソリの良さを感じます。しっかり足についてくる感覚がありますね。あと僕は、スニーカーを履いているとつま先の曲がる部分が割れてくる事が結構あるのですが、あまりそういった事もなく着用できています。
シンプルなので幅広いスタイルにおすすめ!
定番なので「着楽」ではサイズ欠けが発生したら都度追加しているので、大体常に22cm~28cmまでそろってます。
カラーはシーズンによって天然染色モデルが出たりするのですが、基本の白と黒の2色に関してはずっと変わらず展開されています。
スニーカーってどうしてもゴムの劣化は避けられないので、寿命はあります。そんなときに履いているモデルが見つからないのは‟あるある”な悩み(笑)。「SHOES LIKE POTTERY」の定番ならいつだって変わりません。世の中移り変わっていく事ばかりですが、「変わらないものの良さ」を感じていただければ嬉しいです。
三重県四日市市日永5-12-16
TEL:059-349-6815
営業時間:12:00~20:00
定休日:火、水曜(祝日は営業)
https://dokodo.jp
Instagram「@dokodo_mie_official」
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