「tamaki niime(タマキ ニイメ)」の‟一点もの”ショール
~「DOKODO」より vol.14 ~
冷たい風に、舞う枯れ葉。ふっくらと膨らんだ雀たちに本格的な冬の訪れを感じます。俳句の世界では「ふくら雀」、「寒雀」は冬の季語だそうです。食鳥としての雀を「寒雀」と呼ぶそうですが、近年では愛らしさを詠む句が多いようです。雀が冬に膨らんで見えるのは羽毛を立ててダウンコートのようにしたり、脂肪をため込んで寒さ対策しているんですって。
「今日のひとしな」はふっくらと織られたウールショールのご紹介です。
こちらは「tamaki niime(タマキ ニイメ)」のもの。まずはブランドのご紹介から。
着ける人を軽やかにするもの。
唯一無二のもの。
少量多彩なもの。
歴史によりかからないもの。
この地でしか織れないもの。
私たちは知りたい
だから考える だから行動する
思うがままに「実験」を繰り返し 答えを見つけてきたから
私たちは見つける
これからも
(ブランドHPより)
大量生産するための織機で甘く撚ったウールとコットンの糸で極限までゆるく、ゆっくりと織りあげられたショールです。
柄のパターンが単調ではなく、巻き方を変えるとまた違った見え方になります。それが結構楽しくて、好みの柄の出方になるまで巻き直したりも……(笑)。
「これは伝えたい!」ってポイントなんですが、このショールはホントに柔らくて、心配しているチクチク感はほとんどなく、とっても肌ざわりが良いんです。巻物で首がかゆくなったり、チクチクするのはストレスなので避けたいもの。もちろん感じ方は個人差があると思いますけど、私はまったく感じませんでした。
ショールはまったく同じ色柄のものはなく、どれも一点もの。‟一点もの”だと思うとより愛着が湧きますよね。
良い風合いのものを長く愛する「DOKDO」の提案するスタイルにもぴったり。これからも長ーく扱っていきたいと思います。
三重県四日市市日永5-12-16
TEL:059-349-6815
営業時間:12:00~20:00
定休日:火、水曜(祝日は営業)
https://dokodo.jp
Instagram「@dokodo_mie_official」
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