歳を取ってからの美しいメイクって? vol.1

大人になったら、着たい服
2016.10.25

「若いころからずっと同じメイク。年齢に合わせてどう変えればいいの?」

ヘアメイクアップアーティスト・大谷亮治さんに、大人のナチュラルメイクのコツを教えていただきました。

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「肌をきれいに見せるために、いちばん大切なのは、つやなんです」と大谷さんはいいます。メイクに入る前に、まず潤いがあって、ツヤツヤした肌を作ることが大事。でも、歳を取ると、この「潤い」を自分の体の中で作ることができなくなります。

「めざすのは、”もっちりツルッ”です。そのために必要なのが、化粧水で水分をしっかり入れ、乳液でラップをしてオイルやクリームでフタをするという3ステップ。クリームだけではダメ。水分がないと肌は弾力が出ませんから」

 つやのある肌を作りあげさえすれば、その後のメイクは薄くてOKなのだといいます。

「れんこんを料理する前に、あく抜きをするでしょう? それと同じ(笑)。シワがあっても肌につやがあれば、その人は美しく見えます」

vol.2に続きます

photo : 中川正子 text : 一田憲子

『大人になったら、着たい服 2016春夏』より抜粋

Profile

大谷亮治

Ryoji Otani

理容専門学校を卒業後、ヘアメイクのアシスタントを経て独立。ニューヨークに3年間滞在し経験を積む。帰国後は、さまざまな広告、雑誌などで活躍。その人らしさを引き出すメイクに定評がある。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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