着こなしにひとさじの軽やかさを　「muimaur」のネックレス

～「bollard」より vol.29 ～

あえて不均一に撚られた野蚕糸（ワイルドシルク）に、ところどころチャームが結びつけられた「muimaur（ムイマール）」のネックレス。

野蚕糸とチャームがつくる、軽やかで動きのある表情がなんとも言えず魅力的。

何も身に着けていないような軽やかさで、この時期の涼しげな装いによく似合います。

ワンピースはもちろんですが、私はあえてカジュアルに、シンプルなＴシャツに合わせるのがお気に入りです。

チャームはアルミでできていて、小さいものは5mmあるかないかですが、「muimaur」吉沢さんの手により、表面の表情まで細やかに作り込まれています。

野蚕の糸色は、赤は茜、青は藍で染められており、白は染めていないナチュラルな生糸です。

吉沢さんはもともと麻糸でこのネックレスを制作していたのですが、染色家の方と出会いがあり、限定的にこのネックレスが作られました。このネックレスをつけるだけで、着こなしにリズムが生まれるので、私自身、とても重宝しているアイテムです。

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