きれいめカジュアルの要に! 「サイベーシックス」のチノパンツ

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2022.07.05

名作と呼ばれる映画には、必ずといっていいほど実力派の脇役が存在するもの。それは、おしゃれも一緒です。一見何げないのに、実は丹念にこだわって作られたアイテムたちは、主役を引き立てるための十分な腕前を持ち合わせています。この連載では、そんな“おしゃれの名脇役”にスポットライトを当て、王道のものから隠れた逸品まで、幅広くリポートしていきます。



英国クラシックをベースに、現代的視点からさまざまな要素を加え、再構築したリアルクローズを提案している「サイ」は2000年にデビュー。デザイナー・日高久代さんとパタンナー・宮原秀晃さんから作り出された数々の名品が存在しますが、今回ご紹介するのは、オールシーズン使えるチノパンツ。素材、カッティング、内部構造にまで配慮された「サイ」独自のベーシックアイテムを展開するライン「サイベーシックス」のものです。


「サイベーシックス」サンホアキンチノ 2プリ―テッド トラウザーズ各¥31,900
※商品の価格は2022年7月現在のもので、表示は税込みです。

 

チノパンというとカジュアルなイメージですが、こちらはセンタープレスをかけたきれいめなルックス。上品にはける秘訣は、ほんのり放たれる光沢のある素材感にあります。
「最高級のサンホアキン綿の縦糸と、粗めのジンバブエ綿の横糸で織りあげたオリジナルの生地なので、上品さとアメリカのヴィンテージのようなラフさを兼ね備えています」と教えてくださったのは、プレスの山田貴子さん。
「サイベーシックス」らしいパーツは、ウエストの内側に施されたマーベルト。イタリアの工場でしか作れない貴重なものをブランドで別注しているのだそう!

ループにひもを通してウエスト調整ができたり、内側の縫い目隠しの役割を果たすもので、メンズのスラックスでよく見られるディテール。おしゃれ人の心をギュッとつかんで離さない、細やかなこだわりです。前ファスナーを左上にしたり、股上を深めにしているのもメンズっぽさを意識したものなのだとか。

メイドインジャパンならではの美しい職人技も、そこかしこに。たとえば、バックポケットやベルトループ。
「ヨレがなく、ピシッときれいな仕立てが、端正な雰囲気にひと役買っています」

岩手県にある工場で、一本一本ていねいに作られている様子がこちら。

形は、テーパードがかったキャロットシルエット。おなかまわりにあしらわれた2プリーツが、ゆったりとしたワタリのポイントに。

身長を選ばずはけるよう、裾はダブル仕様になっています。

「2018年の春夏から、定番として継続しています。流行に左右されないですし、シーズンごとに色展開が変わるので、買い足してくださる方も多いです」

シンプルなベーシック服こそ、良質な素材や細部に宿るこだわりが高いものを選びたいという方は、一度ぜひお試しを!


photo:花田 梢 text:三宅桃子

 

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マスターピースショールーム(サイベーシックス)

TEL:03-5414-3531
公式サイト:https://scye.co.jp/

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