夏のロングスカートの着こなし

こんにちは。南阿蘇の「robin ASO」の土持加奈子です。
６月ももう後半ですね。梅雨の晴れ間の「あか牛」さんたちの写真からお届けします。

牛舎の外で。放牧に備えてストレッチをしているのかな。

さて、「涼しい」「ラクチン」「脚が隠れる」ので、“ロングスカート”をこの時季に着たいという方、多いと思います。
山間部に住んでいる私は、普段は専ら「パンツ派」ですが、食事に出掛ける時などは、いつもと違った着こなしをと、スカートを選ぶこともしばしば。

しかし、シルエット選びやトップスとの組み合わせ、意外とバランスが難しくありませんか？（一歩間違えると、なんだか太ってみえてしまったり！）

というわけで、今日も実際に私がお客様にご提案した“ロングスカート”コーディネートをご紹介したいと思います。（着用画像は全て私が着た場合のイメージになります。）

＜STYLE＃1：白いコットンスカート＞

「シオン」のコットン100％のロングスカート。

まずは、この季節の定番でありながらも、大人には少しハードルを感じる“白いロングスカート”。
お客様からも「挑戦したいけど、私には可愛すぎるかしら？」というご相談をされたので、お勧めしたのは、ほんのりグレー掛った色で、落ち着いた印象のこちらです。「シオン」のロングスカートは、ウエストもギャザーではなく、縦に流れるタック入り。可愛らしさと腰回りのボリュームが抑えられています。

加えて、大人っぽく着こなすために、「シャープさ」を意識することをポイントとして挙げさせて頂きました。
具体的には、①トップスは黒、チャコール、紺などの濃色無地で引き締めること。②シルエットにメリハリをつけること。③足元は抜け感を出すこと。以上の３点です。

程よく体に沿うコットンの７分丈カットソー（ブラック）を合わせて・・・『素足にフラットサンダルだと、気取らない雰囲気になると思いますよ。』とご提案しました。

＜STYLE＃2：リネン混のマキシスカート＞

「スカートは大好きだけど、いつもふんわり系だから、たまには大人っぽいものを。」というお客様が選ばれたこちらの一枚。涼しいリネン混素材の「マリアプラス」のマキシスカートです。
生地をたっぷりと使ったマキシ丈を着る時のポイントとして、『全身の“生地の分量感”を意識して、トップスはノースリーブで、肌を出すとバランスが良いですよ。』とお伝えしました。

サイドスリット＆ウエスト後ろはゴム入りで、ラクチンです。

「気になる腰回りは隠したい。」とのことでしたので、カシュクールのノースリーブブラウスをご紹介しました。こちらもリネン混生地です。ベージュ系ワントーンにすることで、大人な着こなしになったかと思います。

＜STYLE＃3：evam evaラップ風スカート＞

「evam eva」のラップロングスカートは、すとんと落ちるラインで、毎シーズン登場する定番人気の一品です。

昨年、同型をお買い上げで、「綺麗な形でとても気に入っているのだけど、着こなしがワンパターンで、evam evaのトップスと合わせてばかりなの。」というお客様。もちろん、同じブランド同士だと、色味やシルエットが合いますが、新鮮味には欠けますよね。

ふんわりとしたブラウスは、裾をタックインして。

というわけで、ご紹介したのはブルーが綺麗なリネンブラウスです。スカートは優しいマットな質感のコットンガーゼですが、ブラウスは光沢リネンを組み合わせ、表情に対比を作りました。ブルー×チャコールの、メンズ風なカラーコーディネートも新鮮だと思います。

私自身、ついついゆるいシルエットで体型の崩れをカバーしたくなりますが・・・ボリュームのあるトップスをスカートと合わせる場合は、スカートは縦長のすっきりとした形のものを選ぶなどして、だらしなくならないことを心掛けるようにしています。

それでは、また来週もどうぞよろしくお願いいたします。

＜STYLE１＞
SKIRT：Cion / コットンタックスカート　
INNER：Cion / コットンペチコート　
TOPS：D / コットンフライスカットソー　
BAG：アガデスマルシェバッグ
SHOES: Patrizia Pepe / サンダル※私物

＜STYLE2＞
SKIRT：Maglia Plus / リネンブレンドフレアSK（アイボリー）　
TOPS：MANON / ノースリーブブラウス（キャメル）　
BAG: TAMPICO / PETIT PANIER XS　
SHOES: L’autre chose / サンダル（ブラック） ※私物

＜STYLE3＞
SKIRT：evam eva / コットンラップスカート（スミ）
TOPS：STAMP AND DIARY / リネンブラウス（ブルー）　
BAG: evam eva / レザー巾着バッグ
SHOES: James Perse /スエードサンダル ※私物

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