言葉を紡いだジュエリー「SERGE THORAVAL(セルジュ・トラヴァル)」
〜「PETIT BONHEUR」より vol.27 〜
男女問わず幅広い年代のファンの心を捉えて離さない「SERGE THORAVAL(セルジュ・トラヴァル)」。一度身に着けるとまるでタトゥーのように外せなくなってしまうほどに愛着がわきます。いつも一緒にいられる、そんな“永遠の定番”といわれるジュエリーたちをご紹介。
1962年にパリで生まれたSerge Thoraval(セルジュ・トラヴァル)が自身のコレクションをスタートさせたのは1992年のこと。その後、ジュエリーだけでなく家具やオブジェの製作を行うなど精力的な活動で世界中から注目を集めていましたが、1999年1月に交通事故で他界。彼のコレクションは、パートナーのGeneviève Chevillot(ジュヌヴィエーヴ・シュヴィヨー)が引き継ぎ、忠実に復刻し続けています。
店長・かすみ愛用の「SERGE THORAVAL」。ファースト・セルジュは10年前に買ったゴールドのバングルとリング。いいかんじで年季が入っています。「修理もできるしリペアに出すと新品みたいになりますよ。私は使い込んだ風合いが好きなので、経年変化を楽しんでいます!うふふ」とのこと。
「SERGE THORAVAL」はシンプルで飽きのこないデザインなのでギフトにもよく選ばれます。私も歳が離れた友人の成人祝いに、このネックレスを贈ったことがあります。
小さなキューブに刻まれている文字はデザイナーが大切にしている3つの言葉。
AIMER(愛する)
REVER(夢見る)
RIRE(笑う)
大人になるとなかなか大変だけど、この3つがたくさんあればきっと幸せになれるよという願いを込めて…。
リピーターが多い理由のひとつは、重ねづけが楽しめること。ゴールドでもシルバーでも気にせずに、手持ちのアクセサリーをいろいろ組み合わせると、グッと個性が出ます。同じアイテムでも全然違った印象になってすごく面白い。
シンプルなTシャツにはさりげなく長めのネックレスをプラスするのがおすすめ。この人気デザイン“Refret(反射)”に刻まれている文字は、古代ギリシャの哲学者・プラトンの著書からの一節です。
L'âme aussi, si elle veut se reconnaître devra regarder une âme.
(魂もまた自分を知りたいのであれば 魂を見つめなければならない)
ペンダントトップは、自分自身を照らしだす灯台をモチーフにした円柱の形をしています。
「SERGE THORAVAL」のジュエリーはキズや歪みをあえて残しながら、一点一点ハンドメイドで仕上げた独特な風合いを持っています。そこに一文字ずつ刻まれた文字が、素材そのものの持つ力強さと素朴な美しさをさらに際立たせています。
お気に入りの本や記憶、友人のフレーズなどをジュエリーに刻み続けたセルジュ。彼が残した作品とそこに宿された言葉たちは、私たちと私たちの大切な人をふわりと包み込んでくれる優しさにあふれています。
2014年にはブランド創立から20年以上を経て、セルジュの息子Rock Thoraval(ロック・トラバル)がクリエーティブディレクターに就任。父が紡いだ言葉を世界中に届けています。
熊本県人吉市五日町26-1
TEL:0966-22-1236
営業時間:12:00-19:00
定休日:火曜
Website:https://petit-bonheur.com/
Online Shop:https://shop.petit-bonheur.com/
Instagram:@petitbonheur.inc
FILLING(フィリング)
熊本県人吉市九日町34-2
TEL:0966-32-8400
営業時間:10:00-18:00
定休日:不定休
Instagram:@filling11044
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