上質なメルトンウールを使った一生もののコクーンコート

おしゃれさんコーディネート
2024.01.14

こんにちは、広島の「S u K i M a -スキマ‐」赤松です。
おススメのウールコートの紹介、2週目もよろしくお願いいたします。

 

まずは男子ばかりの中に女子一人、野球部で頑張る中学2年の娘の日課を聞いてください。

毎日夕食後にコーヒー飲む?と聞いてくれる娘。
豆を挽いて、ハンドドリップで淹れてくれるコーヒーは格別です。
ただ、毎回一杯100円のお代を請求されるんです。
クッキーを焼いた日には無条件でセットになり、300円です。
そんな毎日のコーヒーがつい先日、一杯200円に値上がりしました。
物価高の波が赤松家にもやってきましたよ!

 


さて、今週は宝塚を拠点に活動する「アトリエナルセ」さんのコートを紹介させていただきますね。

実を言いますと、この着画像を撮影した日にラスト一点が売れてしまったのです。
ただ、ブランドの定番アイテムですので、来冬にはまた生産してくれることを願っての紹介です。


こちらはメルトンウールのコクーンコートです。
身巾、袖巾ともに大きく、ゆったりとしたオーバーサイズ感でありながら、立体的なコクーンシルエットに仕立ててあります。

首に沿うように軽くネックを立ち上げ、フロントは浅めのⅤ開きでキリっとした印象をプラス。

フロントに整然と並んだボタンは上質で雰囲気のある水牛ボタンを使用し、裏にはしっかりとチカラボタンで補強してあります

 


使用している布地は、super100’sウールが原料の繊細でなめらかなタッチと上品な光沢感、そして、毛羽立ちの少ないしっとりとした質感の上質なメルトンウール地です。

身頃の裏地は、同色のシーチングコットン地を使いふっくら暖かく、心地良く包んでくれます。

袖裏部分はポリエステルの裏地を使用していますので、滑りも良く脱ぎ着しやすいですよ。

 


ちなみこちらのコート、以前は袖裏にキュプラを使用されていたのですが、今はポリエステル素材に変更されています。
数年前に数少ない国内キュプラ工場が火災にあわれた事をきっかけに、キュプラは依然として手に入らない状況が続いているそうです。

現在使用されているポリエステル素材は、キュプラとあまり遜色のない、高密度で品質のよい素材を使用されていますが、キュプラに戻ったら戻ったで、このコートも価格が上がってしまうのかもしれません。

赤松家同様、アパレル業界にも資材、工賃などの高騰の波が押し寄せています。
もし気になられた方は少しでもお早めにご検討いただければと思います。

 


中に着たニットも「アトリエナルセ」さん。


折り返しをしない、ややモックネック気味のタートルネックです。
産毛量の少ない希少なタスマニアラムウールを使用した、あたたかなソフトな風合いと適度なふくらみがあるウール素材を使用しています。

ウール特有のチクチク感も少なく、ストレスなく着ていただけると思いますよ。

 

来週は正直言いますとキレイな写真が撮れていません。
言い訳になってしまいますが、撮影の日がいつも曇り空で.....。
次回も優しく見守っていただけますと嬉しいです。

 

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