60代がシャンブレーシャツを着るなら……セットアップ風がいいかもしれません
こんにちは、高知のセレクトショップ「ANOUCK(アヌーク)」の森 厚乃です。今週、4日間特集でお届けしているシャツ&ブラウスのコーディネート。後半戦は、定番中の定番シャンブレーシャツを、60代の私と80代の母がそれぞれ着てみることにしました。
先手は私から。
今回、改めて「シャンブレーって何?」となり、またしても調べてみました(ググるだけです)。シャンブレーは、タテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸を使った平織りの生地とのこと。ちなみに似た感じの生地でダンガリーがありますが、こちらはタテ糸に白糸、ヨコ糸に色糸が使われていて、綾織りのものが多いそうです。なんて今頃知って、お恥ずかしいです(そしてすぐに忘れそうですが……笑)。
今回はシャンブレーシャツに、デニムのパンツを合わせてみました。私達世代は、ついついGパン刑事? なんて言いがち。そこで5ポケットのデニムではなく、ワークパンツの形のデニムにすることで、流行のセットアップ風に。ちなみに優作さんがはいていたのは、ブリーチされたベルボトムジーンズでしたね〜。
ポイントは、大きなタータンチェックのバッグです。ブルーの濃淡に、赤とゴールドのプリントが映えますね。
シャンブレーは肌触りがカラッとしているので、夏は日除けや冷房除けのための羽織りしても活用していただけると思います。
白いTシャツにデニムの組み合わせは、60代になるとますます難易度が高くなってきました。
こんな時には、ジェーン・バーキンが教えてくれた、かごバッグを合わせると、やっぱりいい感じになるんです。
今回はかなりボーイッシュなスタイルなので、メイクをしてもらう際、ヘアメイクの藤岡さんに赤い口紅をリクエストしてみたところ、「顔色が良く見える」と言ってもらって、ルンルンでした(古いですよね、笑)。
今までずっと、自分の顔に濃い色の口紅は似合わないと思い込んでいました。でも加齢はもちろん、マスク生活の影響もあるのでしょうか、唇はくすみ、薄くなり、口角は下がり……と何重苦にもなってきたからこそ、もう一度口紅を見直してみようかなと思います。思い込みってダメですね、雑誌やSNSに登場する同年齢の方を参考にしたり、時にはプロの指南を受けたりするのもいいですよね。
なんて言っていましたら、前述の藤岡さんが、「暮らしとおしゃれの編集室」で「小さなヘアメイク相談室」という連載をスタートされました。実は経歴がとんでもなくすごい藤岡さん。この連載を参考に、一緒にメイクの更新をしましょー!
明日は、80代の母がシャンブレーシャツを着てみます。
YAECA LIKE WEAR U.S. NAVY シャンブレーシャツ/indigo
YAECA LIKE WEAR U.S. NAVY デニムパンツ/indigo
YAECA ドライタッチTシャツS/S /white
R&D.M.CO- (オールドマンズテーラー)PRINT TOTE BAG/tartan navy
撮影・メイク・ヘアアレンジ:藤岡ちせ(APARTMENT 102.)
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