Tシャツコンプレックス克服サマー Vol.2 ルノンキュル木村牧子さん
4.総柄Tシャツ
似合わないアイテムほど無難なものやプレーンなものを選びがちですが、シンプルなTシャツよりも柄で埋まっている方が寂しくならずに似合う人は多いです。
ドットやボーダーの幾何学柄もいいし、花柄、動物柄、総ロゴなども試してみてください。
5.サスペンダー、オーバーオール、ジャンパースカートを投入
総柄の効果と同様に、Tシャツ1枚で着るよりも元気さ、レトロ感、中性っぽさなど違う要素がプラスされることで、似合うようになる人が結構多いワザ。サスペンダーやジャンパースカートは着慣れていない人には敬遠されがちなアイテムですが、やってみるといろんなものをごまかしてくれたり、垢抜けたり、年齢に関係なくオシャレ感アップします。
6.もちろん、Tシャツ以外はお得意アイテムでガード
Tシャツが苦手ならば、Tシャツ+デニム+スニーカー全部はかなりムリなはず。憧れますけど諦めましょう。スカート、パンプス、アクセサリーなど、得意アイテムを総動員すること。
『苦手なアイテムやデザインは全身にひとつだけ』が基本です。
7.ヘアメイクはキチンと過ぎも何もしないのもダメ
キメキメのヘアメイクはファッションとしてTシャツとのバランスはよくありません。かといって何もしなくていいのは、若い時だけ。小汚いオバサンになってしまいます。
あくまでも「ナチュラルに作り込む」ことが大事です。
Tシャツやデニムを欧米人みたいに着こなしたい。でも体型が違うから、顔だちが違うから。。。
それはそもそも目標設定が間違っています。骨格ウェーブでフェミニンでぽっちゃりさん、でもTシャツの似合う人を私はたくさん見ています。外人さんにはできない自分ならではの着こなしにすればいいんです。
この夏はもっとオトナTシャツを楽しみましょう!
Profile
木村牧子
関西学院大学卒業後、全日本空輸㈱で国際線CAとして勤務。退職後に転身し、子供の頃から夢だったデザインの道に進む。10数年間グラフィックデザイナー、テキスタイルデザイナーとして色や素材に関わる中で、「装い」や「色」が人の生きるパワーや自信と深く関わることに強く興味を引かれる。色彩学、心理学を学ぶうちに、「見た目」を通して人の内面、生き方を前向きに元気にさせる仕事をしたいと思うようになり、パーソナルスタイリング、イメージコンサルティング、マナー指導の技術を習得、パーソナルプロデュースの仕事を開始。現在は平日はデザイナー、週末はイメージコンサルタントとして活躍中。http://www.renoncule.net
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。