姉妹で好みは違うけれどピピッと反応するアンテナは同じ 太田雅子さん、太田ふみ子さん 「ギャラリーcomo」主宰

大人になったら、着たい服
2020.01.07

姉はライター。妹はお菓子作りを。
別々の道を歩いていた姉妹が
40代後半にギャラリーをオープン。
そこからおしゃれが楽しくなりました

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姉の雅子さん(左)は、ネイビーやグレー、白など、シンプルでメンズライクな服が好き。妹のふみ子さん(右)は、ピンクや赤などのビビッドな色や柄物など、いろいろな服を着てみるのが好き。好みはまったく違うのに、並んで立つと、まとっている空気が同じだから不思議。 

今年67歳と65歳になるふたりのおしゃれがガラリと変わったのが、今から19年前、東京・青山に「ギャラリーコモ」をオープンしてからでした。

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ふたりが見つけた「おいしいもの、きれいなもの」を月1回ほどのペースで紹介。器から洋服やアクセサリーまで、その種類は多彩です。

「小さなひとりブランドを応援したいと思っています。企画展のたびに、自分たちもあれこれ買い物して、どんどんものが増えちゃうのが困りものなんですけど」と笑うふたり。

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雅子さんはフリーライターとして活躍。27歳のときに初めて沖縄を訪ねたのをきっかけに、現地の人の人柄と文化、食べ物に惹かれて通い続けるようになりました。現地で習った沖縄料理の腕前は玄人跣はだし。工芸雑誌「銀花」や「週刊朝日」の〝デキゴトロジー〞を担当し、JTAの機内誌「コーラルウェイ」での連載が100回で終了したのを機に2年前に引退したそうです。

ふみ子さんは、香川栄養学園の製菓科で、家庭菓子の第一人者宮川敏子さんに学び、その後、パンやお菓子作りの講師や、料理家のアシスタントを務めていたことも。今、「ギャラリーコモ」で企画展のテーマに合わせてお客様に出すひと口菓子作りを担当しています。

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「わあ、素敵」と思ったら、作家さんを探し出し、直接会いに行くそうです。だから、今クロゼットの中にある洋服やアクセサリーのバリエーションは、出会った人の数と同じ。そして、展示会を開くとお客様がまた新たな人を連れてきてくれるのだとか。

おしゃれも仕事も大事なのは自分が「好き」だということ。ふたりがまとう「同じ空気」は、嘘や無理や見えが一切ない、アンテナとアクセルが直結した人生の楽しみ方なのかもしれません。

photo:回里純子 text:一田憲子


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Profile

太田雅子 太田ふみ子

Masako Ota Fumiko Ota

雅子さんは、1952年生まれ。出版社勤務を経てフリーライターに。沖縄に通い、その文化や工芸、食を紹介する記事を手がける。30代のときには1年3か月南米で暮らす。「銀花」「週刊朝日」などで執筆。ふみ子さんは、1954年生まれ。幼稚園教諭、香川栄養学園で製菓科の助手を経て、「日清製粉」でパンやお菓子作りの講師を務める。2000年姉妹で東京・青山に「ギャラリーコモ」をオープン。
http://www.comocomo.net

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