チェック柄にも技あり! 「ジョシュア・エリス」のカシミアストール

“おしゃれの名脇役”に会いに行く!
2020.01.13

名作と呼ばれる映画には、必ずといっていいほど実力派の脇役が存在するもの。それは、おしゃれも一緒です。一見何げないのに、実は丹念にこだわって作られたアイテムたちは、主役を引き立てるための十分な腕前を持ち合わせています。この連載では、そんな“おしゃれの名脇役”にスポットライトを当て、王道のものから隠れた逸品まで、幅広くリポートしていきます。



冬らしい寒さを感じ始めた昨年12月のある日、表参道駅近辺で見かけたのが、とあるブランドロゴが入ったショップバッグを持ったおしゃれな女性たち。それは、表参道ヒルズで行われていたストールブランドの「ジョシュア・エリス」期間限定ポップアップストアからから出てくる人たちでした。
「『ジョシュア・エリス』は、1767年にイギリス・ヨークシャーで創業し、数多くのトップメゾンに生地を提供し続けているファクトリーブランドで、日本での展開は4シーズン目。私が数年前に現地の工場を訪れたときに感じたのは、“ここなら間違いなくいいものが作れる”という確信でした」
と語るセールスディレクターの山口浩久さんが差し出してくださったのがこちら。

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「ジョシュア・エリス」ストール各¥57,000
※商品の価格は2020年1月現在のもので、表示は税抜きです。


素材は、このうえなくなめらかで上質なカシミア100%。オーセンティックなチェック柄は、どれも端正な佇まい。
「このチェック柄の出方こそが、このブランドの特長といえます。一般的に、横糸の起毛が強いことから遠目で見るとチェック柄がボーダーのように見えてしまうものもあるのですが、『ジョシュア・エリス』の生地は、時間をかけて縮絨し、ていねいに深く起毛させているので、縦糸の色もくっきり出て、チェック柄の完成度が高いんです。今までさまざまな高級生地を見てきましたが、50人ほどの職人がひしめく工場で、昔と変わらないこの技術が息づいているのを見て、これだ! と思いました」

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柄に関するこだわりはほかにも!
「首からかけたとき、シャープに見えるよう、柄を左右非対称に設定しています」

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「左右対称で柄が平行になりすぎると、横の広がりが強調されて着ぶくれしているような印象になってしまうんです」
なるほど。オーバーシルエットのコートやニットが流行している今、ストールの柄が引き締め役になってくれるのはとてもありがたい!
「学生も使っているチェック柄ストールなのに子どもっぽくならず、大人らしさを演出してくれるファッションアイテムとして使えるのが魅力です」
とは、PRの稲葉ひろ子さん。
「毎年、6~7柄で4配色くらい展開されるので、好みのチェックに出合えますよ」

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くるっと巻いたときに感じるのは、ちょうどいいボリューム感。
「実は、2005年からの2年間は世界的にもストールが売れず、現地のコレクションからも消えた時期があり……。当時の主流サイズは縦175cm×幅70cmだったのですが、苦肉の策として縦190cm×幅140cmのスローを半分にカットし、縦190cm×幅70cmのストールとして日本の小売店に販売してみたら売れたことがあって。そのことから『ジョシュア・エリス』でもそのサイズを踏襲しています」

いろんな本物に触れてきたプロフェッショナルが“これはいい!”と惚れこみ、こだわりぬいて完成した「ジョシュア・エリス」のストール。まだまだ続く寒い冬のお供にぴったりな逸品です。

photo:花田 梢 text:三宅桃子


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GREENWICH SHOWROOM(ジョシュア・エリス)

TEL: 03-5774-1662
公式サイト http://greenwich-showroom.com/brand/joshua_ellis
Instagram @joshuaelliscashmere

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