平日、焼き魚定食風の朝ごはん
「うつわと展示室 edaha 」鈴木ともえさんvol.3
我が家では、夫と私が玄米、食べ盛りの子供は白米と好みのお米を炊き分けています。
平日の営業日は家族を送り出し、
家事を済ませてから出勤前に1人で朝食を取る事がほとんど。
玄米は二日分を炊いて冷凍するので、
炊き立ての玄米にこまい干しを焼き、
常備菜と焼き魚定食風の朝ごはんにしました。
塩焼きの魚をメインに、小鉢も一緒に一枚の長皿に置きます。
彩りにハランを一枚敷き、
うつわの素材や、色合い、高さを少し変える事で、見た目に楽しく。
長皿は、お客様のリクエストから別注した焼魚用のうつわ。
焼き魚だけでなく、小鉢を並べたり、ワンプレートにも使えるよう
大中小のサイズ違いが揃っています。
飯碗に、ふんわりとご飯を盛り付ける時、自分の手に添った器は心地良い感覚。
毎日の事だから、大切に思います。
口当たりの優しい磁器のカップ。
少し厚めに掛かった透明な釉薬が、裾だけぽってりと溜まり、手にフィットします。
光に透けて線刻が浮かび、お茶の柔らかい色が映えるのもお気に入りポイント。
冷酒をいただく時も活躍しています。
食後のおやつは、向島「山本や」さんの長命寺桜もち。
和菓子にも洋菓子にも便利な、厚みのあるクロス皿で。
春は花の種類も豊富。
少しずつを飾るのに便利な一輪挿し。
record齋藤勝弘さんの木の一輪挿しは、
木のランプシェードを削り出す時の端材から生まれる作品。
ガラスの試験管が入っているので、細い枝茎の生花を飾る事も出来て、
1点物の中から好きな色と形の組み合わせで集めたり、
ちょっとしたギフトにと、店頭で人気の品。
陶磁の花器と素材違いで飾るのも楽しい。
使用前、お水にさっとくぐらせてから盛り付けたり、
使用後は出来れば手洗いで、面の広い器は特にしっかり乾かしてあげる、
ちょっとした事を心に留めておけば
特別な心構えは無くても、
いつもの食卓でもっと気軽に器を取り入れる事が出来るかなと思っています。
ご購入頂いた際に、各作家ごとの説明書を添付してお渡ししていますが、
うつわを実際に使ってみての感想をお客様と共有したり、お伝え出来るように、
毎日の食事は実験のような時間でもあります。
今日のうつわ
飯碗・長皿・茶托代わりの小皿 / 飯高幸作さん(常設)
クロス皿 / 加藤恵津子さん(常設)
菜花を載せた小皿 / うつわうたたねさん(4月中旬入荷予定)
白磁カップ / studio bwanjiさん(4月下旬入荷予定)
花器(磁器) /水谷美樹さん(常設/欠品中)
花器・丸盆(木工) / record 齋藤勝弘さん(常設)
木の箸置き /安藤由紀さん(私物)
お味噌汁のカップ / 前田美絵さん(私物)
硝子猪口 / Sghr スガハラガラス(私物)
角盆 / 私物
店頭ではコラム掲載の器を集めた「朝ごはんのうつわ展」を〜4/30まで開催中です。
photo&text 鈴木ともえ
埼玉県草加市高砂1-10-3 cafe conversion 2階
定休日:日・月(祝日・土曜不定休)(展示入替時は休業/HPをご確認ください)
https://edaha.shopinfo.jp
Instagram :@edaha_shop
取り扱いの器を使った食卓は Instagram #エダハノゴハン #エダハノオヤツ で更新中
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