～「SABI」より vol.14 ～

今日はおいしいおいしい麦茶のご紹介です。

 
高崎のお隣、藤岡市で40年近く農薬に頼らない農法を続けている「秋山農園」。藤岡の街からちょっと離れるだけで、静かで長閑な田園風景が広がります。

秋山さんは代々続く農家さん。1982年から無農薬の農業に切り替え、お米や大豆、野菜などを育てています。私が個人的に毎年通っている味噌作りの会や、ファームシェアなどもされています。

初めてこの六条大麦茶を飲んだのは、当時通っていた料理教室で出してくれた温かい麦茶だったと思います。麦茶と言えば夏の飲み物の代名詞ですが、温かくてもこんなに美味しいんだと驚きました。その後、「SABI」でもお取り扱いさせていただくことになり、夏だけではなく、一年を通して販売させていただいてます。

六条大麦といえば、煮出して味を出すのが一般的なのですが、「秋山農園」の麦茶は水出しで十分美味しい。お水に麦を入れ一晩置くだけです。まろやかでえぐみがなく、甘みと旨味が広がります。

肌寒くなってくるこれからの季節は、断然温かい麦茶がおすすめ！　温かく飲みたい時は急須に麦をざざっといれ、熱湯を注ぐだけです。

やかんなどで沢山作りたいときは、決してぐつぐつ煮ださないでくださいね。火を止めた熱湯のなかに大麦を入れて抽出してください。その方がとても香り高い麦茶が出来上がりますよ。これは、ニ種類の焙煎法を用いて、粒を砕かず仕上げているため。柔らかな優しい甘みと大麦本来の旨みが広がるのだそう。

「『秋山農園』の麦茶を飲むと、他の麦茶は飲まないの」というお子さんがたくさんいるのは、まさにこの麦茶の美味しさを素直に感じているから。「SABI」のお客様でもリピーターがとにかく多いです。遠く離れた県外の方からのご注文も。

麦茶の他にも、地粉や大豆、押し麦など、秋山農園で採れた食材も届きますので、ぜひ日々のお料理に取り入れてみてください。

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