ラクチンなのにすっきり見える万能パンツを探しに Vol.2

大人になったら、着たい服
2021.09.14

歳を重ねると、体型が変わって、パンツ選びが難しくなってくるもの。そこで、体にすっとなじんではきやすく、しかも格好よく見える愛用パンツを着こなし上手な人に教えていただきました。ワードローブの中心になるパンツがピシッと決まったら、背すじを伸ばして、歩き出せそうです。

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スポーツアイテムを
シンプルに美しく身につける

丸山寿子さん


細身のシルエットなのでタウンユースにも。股下がショート、レギュラー、ロングから選べて、サイズは12種類あり豊富。「ザ・ノース・フェイス」のカットソー、「オン」のスニーカーでカジュアルに。「モンベル」マウンテンガイドパンツウィメンズ¥10,120


「ステイホームの期間中、家で着る日常服を見直してみたんです」と語る丸山さん。ボトムは、以前は着古したデニムをはいていたそう。家で過ごす時間が長くなるにつれ、もう少しラクなものが欲しくなったのだとか。だらしなく見えず、少し背すじが伸びるものがいいと選んだのが、アウトドアやスポーツブランドのアイテムです。

「ラインが入った〝いかにも〞というパンツではなく、無地でシンプルなものがたくさんあることを、初めて知りました」

こうして選んだのが「モンベル」と「アディダス」の2本のパンツ。大事なのはサイズ感。ダボッとしたシルエットではなく、ほどよくフィットする細めをチョイス。機能性を考えたデザインなので、動きやすいそう。


こちらは「アディダス」のテーパードフィットパンツ。丸山さんの私物で、やわらかなコットン混紡素材。「ジョン スメドレー」のカーディガンに、かごバッグ、「フェラガモ」のローファーを合わせて。


「近所のスーパーまで、ひと駅向こうまでと、だんだん出かける範囲が広がってきました」と笑います。カーディガンやストールなど、小物をかえて変化をつけるセンスはさすが! 肩の力を抜いて軽やかな気分で出かけられそうです。

 

photo:花田 梢 text:一田憲子

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Profile

丸山寿子

Toshiko Maruyama

「ジャンポール・ゴルチエ」など海外ブランドの生産に携わったのち、フリーランスのパタンナーに。現在は、オーガニックコスメブランド「レミオ」を家業として手がけながら、小松貞子さんと立ち上げたブランド「R」ではパターンを担当している。https://remio.jp

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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