素敵な器を使った朝ごはんコラム、9月担当は「おかずのうつわ屋本橋」本橋真紀子さん

器店主の朝ごはん
2021.09.04

はじめまして。9月を担当します「おかずのうつわ屋本橋」の店主、本橋真紀子です。どうぞよろしくお願いします。
まずはお店の紹介をさせてください。
店舗は東京・世田谷区の小田急線・千歳船橋駅の近くです。当店は実店舗での販売と同時にインターネットでの通販も行っています。
というよりは、実は店舗より先行してネット通販をしており今年で23年になります。よく「23年前にネットで通販?」とびっくりされますので、ちょっと経緯を書きたいと思います。

私は大学卒業後に食品会社に入社し、様々な部署で仕事をしましたが退職前の部署が食品と食まわりのアイテムを通販雑誌で販売する部署でした。そこでマーチャンダイザーとして食器を仕入れて販売する面白さに目覚め、出来れば器を扱う仕事をしたいと思い、出産も重なり退職し、出産1年半後の1998年にサイトを立ち上げました。

当時は転勤で地方に住んでおりその後も転勤は必須だったので当初から実店舗販売は考えられず、小資金で出来るインターネット販売しか考えられませんでした。とはいえ当時はWi-Fiどころか電話回線を使用してネットに繋げる状態でした。

窯元さんや工房にも「インターネットで販売する」と説明しても「???」という感じで「まあ、いいよ、売ってくれるならやってみて」という感じでした。しかし立ち上げてみると1か月後には初注文をいただき、その後はネットの定着とともに売上も伸びていきました。海外への転勤も含めて場所を移動しながらでも続けられたのは素晴らしいスタッフとネットのおかげだと思います。

そしてようやく12年後に小さい店舗を構えて今に至ります。来年の春(2021年春)に経堂駅近くに移転予定です。これからは作家さんの個展やワークショツプなど作り手も買い手も売り手も楽しめるスペースにしてきたいと思っています。

元々食器が好きだったの?とよく聞かれます。私の実家は私が幼稚園生の頃まで東京・日本橋で料亭を経営しており、芸者さんが人力車で着く光景を覚えています。その後、親戚がやっていた同様の料亭に統合されたのですが、自宅には料亭で使用していた和食器が沢山あり、今考えるとなかなか贅沢ですが、ごく普通に使っていました。器好きはここから育まれたのだと思います。

ですから「おかずのうつわ屋本橋」で扱うのは普段使う器こそ自分が使っていて納得のいくもの、いいと思える器をご紹介したいと思っています。「普段使い出来る形と値段、そして小粋な器」がスタート当時から変わらない仕入れのコンセプトです。

別に「作家もの」といわれる器が最高で量産される器が駄目、なんていうことはありません。あくまでも 使い手のことをちゃんと考えて作られているか、普段から使える値段で買えるか、料理を引き立ててくれるか、日々使っても飽きが来ないか、気軽に使えるか、などが私にとってはポイントです。これからご紹介する朝食の器もそういう視点でご紹介できればと思います。どうぞよろしくお願いします。

→「おかずの器屋本橋」の記事はこちらから

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おかずのうつわ屋本橋

東京都世田谷区船橋1-16-11
TEL:03-3427-6768
営業時間:11:00~17:00
定休日:木曜・日曜・祝日 
http://www.utsuwaya.com/
Instagram:@okazuno_utsuwaya

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