素敵な器を使った朝ごはんコラム、3月担当は「plants&keramik kakine」の大野さん

はじめまして。
大阪府堺市にある『plants&keramik kakine』(カキネ)の大野と申します。 今回「器店主の朝ごはん」3月のコラムを担当させていただくことになりました。 1ヶ月間どうぞよろしくお願い致します。

まずはお店の紹介をさせて下さい。
「kakine」は 2017年にオープンした花と器のお店です。
最寄駅は南海本線「七道駅」、難波駅から普通電車に揺られて 10 分足らずの場所にあります。 七道駅から西へまっすぐ進んでいくと昭和の空気が漂う、レトロな町並みが現れてきます。 この辺りには長屋が多く、ご近所には同じく長屋を改装した人気のお店が点在しているのですが、その中のひとつカレー屋さんのすぐ隣の「ここ通っていいの？」というような小径を入った先に、「kakine」があります。

「kakine」で扱っているものは作家もののうつわと、生花やドライフラワー。
現在は 20 名以上の作り手の皆さまにご縁をいただき、一期一会の作品との出会いを店主自らも楽しんでいます。 子供の頃からお花が好きでお花屋さんでアルバイトをした事もある、そんな経験をもとに 生花やドライフラワーも扱っているので、特に花器には、どんなお花をどんな風ににいければ良いかなど、花屋の目線からも一緒に考えさせていただいています。

店内にはアイアン製品も展示しております。アイアン製品は隠れた人気商品のひとつでもあるのですが、これは実は溶接工である夫の作品です。
元々は「店でもやってみれば？」という夫の一言で始まった「kakine」。 鉄と古材を組み合わせた店舗什器や、昨年完成した店舗看板は夫が製作したものなんです。 鉄のフレームは夫、メインの陶板は人気作家のイトウサトミさんにお願いした「kakine」ご自慢の看板です。

さて、うつわやお料理の事にはほとんど触れずにきましたが（笑） お料理も、文章も、恥ずかしながら格別得意な方ではありません。 慌ただしい朝のとても簡単な食事風景ですが、自宅では欠かせないお花や花器も交えてご紹介できればと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。

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