料理に欠かせない「さ・し・す・せ・そ」のセット

～「MATHERuBA」より vol.30～

今日は、MATHERuBA Cafe店内で販売している商品の中から日々のお料理に役立つ調味料セットの紹介です。

日本料理の味付けの順番を表して「さ・し・す・せ・そ」と呼ばれる５つの調味料。この料理には欠かせない５種類を、鹿児島で長く愛される商品で揃えました。

さ：砂糖
喜界島で育ったサトウキビから丁寧に作り上げられた「ざらめ糖」。鹿児島では昔から使われ続けてきた、なじみ深いお砂糖です。よくイメージされる粒の大きい中ザラ糖とは違い、粒子が細かく使い勝手が良いので、料理でも、お菓子作りでも活躍します。

特徴はなんといっても精製された砂糖にはないミネラル由来のコクとまろやかな甘さ。美味しい上に栄養価も高いとなると、使わない理由が見つからないくらいです。
ちなみに煮物などをするとき塩より砂糖を先に入れるのは、塩の方が分子が小さく食材に入り込むスピードが早い為だそう。砂糖の甘さが食材に入った後に塩を入れることで塩味が強くなりすぎず美味しく作れます。

し：塩
塩は、鹿児島の南に位置する坊津（ぼうのつ）で作られている「坊津の華」。その名の通り花のような形の結晶で、柔らかな塩味が特徴です。砂糖に続き、こちらもミネラルたっぷり。坊津の海の栄養がそのまま凝縮されています。

一般的な粗塩よりももう少し粒が大きいので、料理の仕上げにぱらりとかけると見た目にも味にも存在感があります。調味に使うのはもちろんですが、この塩の美味しさを実感したいなら、おすすめはおにぎり。ミネラルが天然の旨味成分となり、お米の美味しさをより引き立てます。炊きたてのごはんでぜひお試しいただきたい使い方です。

す：酢
お酢は霧島市の福山酢醸造さんの「米酢」。厳選された白米のみを使用してつくられており、米の豊かな風味とまろやかな酸味が特徴です。
黒酢で有名な鹿児島ですが、実は米酢もとても美味しいんです。少し癖のある黒酢は日常で使うにはちょっと難しいので、まずは使いやすい米酢を選びました。鹿児島のお酢の美味しさが伝われば、おのずと他の種類も使ってみたくなるのではないでしょうか。

せ：醤油
醤油は、いちき串木野市の吉村醸造さんの「濃口 甘露」。甘露というだけあって、甘さが特徴です。
豊かな風味と甘さは、コクとなって料理に深みをもたらします。鹿児島の人は必ず目にしたことがあると言ってもいいほど永く多くの人に愛されているこの醤油。大豆、麦、塩、水を自然の気候に任せて熟成させている吉村醸造さんの醤油は、引き継がれ続けている職人さんたちの技術と、鹿児島の気候でなければ作り出せない味です。

そ：味噌
最後、味噌はMATHERuBA Cafeの「あっちゅうま みそだれ」です。鹿児島の麦味噌がベースで、これまで紹介した喜界島の砂糖、坊津の塩、いちき串木野の醤油も使用しています。国産のりんご、玉葱、にんにくもすりつぶして加えているので、奥行きのある深い味わいです。

焼いたお肉、蒸し野菜などのつけダレや、炒め物の味付けに使うのがおすすめ。他にも、肉巻きおにぎりの味付けなども焼き上げた後にみそだれを煮からめれば、それだけで味が決まります。味噌そのものよりも万能。

起き上がり小法師 おっのこんぼ

「おっのこんぼ」は七福神の一人である大黒様の奥様で、家族の無病息災を祈願して台所に飾ると幸福が訪れるという鹿児島の縁起物。表情に愛嬌があり、ひとつひとつ違う表情も楽しみの一つです。鹿児島の「さ・し・す・せ・そ」を使っておっのこんぼのいる台所で料理を楽しんでもらえたら嬉しいです。

セット内容
・ざらめ 220g／喜界島産
・釜だきの塩 70g／坊津の華
・米酢 500ml／福山酢醸造
・濃口 甘露 500ml／吉村醸造
・あっちゅうま みそだれ 270ml／MATHERuBA Foods
・オッのコンボ 赤白１体ずつ／鮫島工芸

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