寒い日の朝ごはん

「ao+水玉-アオトミズタマ-」千葉綾子さんvol.3

こんにちは。青森県弘前市にある「ao+水玉-アオトミズタマ-」の店主、千葉綾子と申します。
11月の「器店主の朝ごはん」の連載も3回目となりました。
今回もどうぞよろしくお願いいたします。

だいぶ朝晩と寒くなって布団からなかなかでられないこの頃。
外はまだ真っ暗で夏までしていた朝活もお休み。
逆に家族が起きるまでの朝の時間は調べ物をしたり、本を読んだり、お家の中でゆっくり過ごす
自分時間を楽しんでます。

さて。そろそろ朝ごはんの準備をしましょうか。

今日はごろごろ野菜の塩こうじポトフを作ります。

使った鍋は貝印O.E.C. W角鍋。
このお鍋は蓋も浅鍋として使えたり、スチーム料理やオーブン料理、無水調理など、1台で幅広いレシピに対応できるのが本当に優秀。パスタもまっすぐ収まったときは感動でした。
今の時期はお鍋にしてそのまま食卓にも。

料理をのせる器はもちろん大切だけど、「おいしいをつくる道具」も自分らしく選びたい。
台所を見渡すと特別なものはないけれど、どれも手に馴染み、愛着があるものばかり。
道具として無駄のないシンプルなつくり、使いやすいように、壊れないように、毎日つかえるように。それらの道具はささやかな日常を豊かにつないでくれていて、キズだって愛しい存在です。

下ごしらえもシンプル、味付けは塩こうじのみで煮込むだけの簡単なポトフ。
優しい旨味が染み込んで体が喜ぶスープです。飲み終えたころには体がぽかぽか。

リムがある深皿はお料理をのせたときに奥行がうまれて食卓が少し華やかになりますね。
深さがあるのでスープや煮物、たっぷりのサラダにも。一皿で主役になる器です。

清水さんの器はどこかアンティークを感じさせる佇まいで、眺めても盛りつけても心ときめきます。
アンティークのカトラリーやマットとも自然に馴染みます。

〈今回使った器はこちら〉
リム深皿　清水由里子さん
カトラリー antique
リネンクロス　antique

おなかも気持ちも満たされて、今日も気持ちいい一日のはじまりです。
次回は最終回となりますが最後までお付き合いいただけたら幸いです。

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