1人で食べるお粥の朝ごはん

器店主の朝ごはん
2024.01.20

「海と月と」吉野由香さんvol.3

こんにちは。
岡山県「海と月と」の吉野です。
1月の朝ごはん連載、3回目となりました。
今回もどうぞお付き合いください。

 

日頃からお粥が大好きでよく食べています。


お粥を作るのは仕事がお休みの平日。
家族が学校や仕事へと出かけたあと、ゆっくりと時間をかけて自分だけのためにお粥を作ります。

 


前にもお伝えしましたが、冬の我が家は薪ストーブを使ってできる献立を考えることが多いのですが、お粥はその中でも、もってこいの1つ。

 


薪ストーブの上でお粥を作りながら、お湯も沸かします。

 


耐熱のガラスのポット。そろそろお湯が沸いてきたようです。
茶葉を入れてお茶の用意です。

お粥が好きになったきっかけは、20年くらい前に訪れたタイの朝ごはんでした。
そこでの朝粥の美味しさに感動して、日本に帰ってからも作るようになったのです。

 

今回のお粥ための選んだお鍋は、まとはまがんじさん、安竹みどりさんの作る耐熱ボウルで作る朝粥。
まずはお米を洗ってお鍋に入れ、お水を入れるだけ。
味付けはいたってシンプルな塩味です。


こちらの耐熱ボウルの良いところは、食べ始めると徐々に温度が下がってくれるところ。
いつまでも熱すぎることがなく、思いやりのお鍋です。

 


直火で使えて電子レンジ、グリルが使えて万能です。

 

この日のお粥のお供は、焼鮭を食べやすくほぐしたものを用意。


程よい塩加減。お粥の中で良いお出しがでそうです。
焼鮭の皮も美味しいので捨てたりしません(笑)

 

その後の味変を楽しむための韓国のりや梅干しは定番で、誰でも簡単にできる胃腸にも優しいお粥です。


黒いプレートは土田空さん。
当店のお取り扱いはありませんが、個人的に土田空さんの器の世界が好きで集めています。

 


こちらのガラスの小皿はさざ波硝子店さんの渚の小皿。
少し肉厚の小皿のゆらぎ。見ているだけでほっこりとします。
お漬物や少量の副菜などを盛り付けて使っています。

 

お粥の取り鉢は二階堂明弘さんの焼き締めボウル。


陶器は使っていくにしたがって、着色したり油が染みたりするのはよくあることなのですが、それを育てていく過程もわくわくします。
カレーなどの着色しやすいお料理でも、私は平気。あえて使って経年変化を楽しんでいます。
また器は形、色ともにシンプルなものが好きで、そのおかげで食材が映える効果もあります。
頑張って作れない日のご飯も、器の力で助けられています。

 

こちらのカップは時土器工房さんの三島。


日頃から水分をたくさん摂ることを心掛けているため、私のマグカップは全て大きい(笑)
電子レンジが使えるこのマグカップは作りもしっかりとしていて毎日使っています。
弊店で今年2月3日(土)から1か月間、時土器さん、陶器あ⇔んさんの常設の作家さんの二人展を予定しています。
時土器さんは今回初の展示会です。人気のかわいいベーグル皿やオーバルプレートなどが並ぶ予定です。
詳しくはインスタグラムでお伝えしますので楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

 


我が家の次男、ふくです。時々インスタグラムにも登場します。宜しくお願いします。

使っているうつわはコチラ。
■耐熱ボウル:まとはまがんじ、安竹みどり
■取り鉢(焼き締めボウル):二階堂明弘
■ガラスの小皿(渚の小皿):さざ波硝子店
■お箸:icura工房
■カップ:時土器工房
■スプーン:韓国のお土産(私物)
■黒いお皿:土田空(私物)
■ガラスのポット:KINTO(私物)
■梅干し入れ:雑貨店で購入(私物)

最後まで読んでくださってありがとうございます。
それではまた来週。最終回の朝ごはんもご覧いただけましたら嬉しいです。

 

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海と月と 暮らしの道具 吉野本店

岡山県岡山市南区川張995
TEL:086-289-6840
営業時間:11:00-17:00
OPEN:金土日祝
(展示会期中は臨時営業もありますので詳しくはインスタグラムにてご確認をお願いします)
https://www.umitotsukito.com/blank
Instagram:@yoshinohonten

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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