機能性と美しさを兼ね備えた「SyuRo(シュロ)」の丸缶

今日のひとしな
2020.10.03

~「ツクリテ」よりvol.3 ~

本日ご紹介するのは「SyuRo(シュロ)」のブリキの丸缶(茶筒)です。
 
 
「SyuRo」は生活日用品などのプロダクトをはじめ、企画、ディレクションをする、東京にあるデザイン会社です。生活日用品や道具を日本の伝統的技術や職人さんの熟練した技術、または福祉作業所で作られるモノなどを「SyuRo」のフィルターを通して、日常のデザインプロダクトとして伝えています。

「SyuRo」の製品は気取ったモノでなく、かっこよくあたたかいモノ。シンプルでいて機能的です。そして、人が作り出す温かさや思いやり、そんな空気を生活デザインとして伝えているブランドです。
 
 
そんな「SyuRo」の丸缶は、ただただ美しい。その一言に尽きます。
 
 
私がモノを選び取るときの基準となるものの一つに「機能性と美」があります。職人さんの素晴らしい技術で作られる「SyuRo」の製品は正に「機能性と美」、そのものだと感じます。
 
「SyuRo」との出会いもこの丸缶でした。

まだお店を始めるずっと前、とあるお店にてその佇まいの美しさに惹かれて購入しました。そして、お店をしようと決めた時、真っ先に取り扱いたいと頭に浮かんだのがこの丸缶でした。下町にある、昔ながらの缶工場で作られている「SyuRo」の丸缶。使い込むとまるでアンティークのような風合いに落ち着きます。そして、知らず知らずのうちに自分の暮らしの風景に染まっていくのです。

カタチは極々シンプル。どこから見ても凹凸のない、最低限の線で描かれたように見えるよう、職人さんがひとつひとつ手作業で作られています。
 

蓋が「すっ」と取れる心地よい感覚は、開け閉めするたびに快感を覚えます。素晴らしい熟練の技です。やすりがけも人の手で行われ、キズや汚れがつきにくいマットな仕上がりです。気密性の高い中蓋付きの構造なので、コーヒー豆やお茶葉はもちろん、調味料や文具など、細かなものを分類して収納するのにも最適です。
 

形と大きさは4種類(そのほかに角缶のご用意もありますよ!)。中身の種類ごとに分けていくつも並べて置いておくのも、また楽しいものです。こういう、無機質でいて味が出て来るものが大好物な方には、たまらないアイテムです。

 

「SyuRo」丸缶(SS/ブリキ)¥1,800+tax、丸缶(小/ブリキ)¥1,500+tax、丸缶(大/ブリキ)¥1,800+tax、丸缶(細長/ブリキ) ¥1,900+tax、角缶(小/ブリキ)¥2,300+tax、角缶(大/ブリキ) ¥2,500+tax

 

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