～「Less」よりvol.4 ～

「メガネは目が悪い人のためだけに作られているのではない」

そう話す、デザイナーであり職人でもある雨田くんは、分業が当たり前のメガネ作りのほぼ全てを一人でこなす。

「MEGANE ROCK （メガネロック）」の眼鏡との出会いは、親しくさせていただいている会社の事務所で偶然目にした、発売前の製品。

モノとしての美しさや少しだけユーモアが入ったフォルム、それは、シンプルながらも存在感を放っているように見えた。

早速、紹介してもらった雨田くんは想像以上に熱い男(笑)。鹿児島出身の彼がメガネが好きすぎて福井県の鯖江でメガネ作りをすることになった経緯（何度も断られながらも、門を叩いて修行させてもらったことなど）やメガネを通して様々な出会いを模索する姿勢に、ぜひお店でご紹介したいと思い、お願いしました。

メガネの制作工程は想像以上に時間と手間のかかるもの。

嬉しそうにメガネ作りの工程を話す雨田くんは、自分の目の届く範囲で今も制作を続けている。

モノの形には作り手の人柄も現れるもので、素材の質や作りの確かさ、奇をてらったような個性ではないが、特徴的なフォルム。きっとみなさんの愛着のわく一本となってくれることでしょう。

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