念願の「せいろ」生活はじめました

編集部ブログ
2022.03.22

こんにちは。編集部OGのウメダです。

欲しい、欲しいと思いながら、迷うこと数年。
「あったら、いいけど、場所をとるしなー。それに、本当に使いこなせるかなー?」と、悩んでいたアイテムを、この度、ようやく手に入れました。それがこちら

じゃん!

秋田杉で作られた曲げわっぱの「せいろ」です。

昨年、暮らしの道具店「三保原屋本店」さんを取材して、ひと口に「せいろ」といっても、木製、陶製、金属製とさまざまなタイプがあることを教えていただきました。そのときは時間の都合でゆっくりお買い物ができなかったため、改めて「三保原屋本店」を訪問。そこで出会ったのが「栗久」さんの和せいろです。

長年、悩みに悩んでいた私が、ようやく辿りついたファイナルアンサー。決め手は何だったのか? ご参考までに選んだ基準をご紹介しますね。

01.
丸っと水洗いできる!



秋田杉の曲げわっぱで作った「栗久」さんのせいろは、曲げものの身、蒸し板、竹のすのこ、蓋がセットになっています。木製のせいろは、洗剤を使わず水洗いが基本といわれていますが、この形状だと、竹のすのこが取り外せるので、隅々まで水洗いできてスッキリ! 

 

02.
4つの穴がやさしく蒸気を充満させる



蒸し板を手持ちの鍋に乗せれば、身の部分に火が届くことがなく、焦げ付き防止に。さらにこの蒸し板の4つの穴が、蒸気をまんべんなくせいろ内に行き渡らせてくれます。大きな穴が開いた中華式の蒸し板に比べて、湯気の立ち上がりがやさしく、茶碗蒸しなどもスが入りにくいそうですよ。


03.
中華せいろに比べて身が薄手


身の部分は、軽くて丈夫な曲げわっぱ。同じくらいのサイズの中華せいろと比べると、厚みがない分、内寸が広かったことも決め手になりました。一般的に和せいろは高さがあり、中華せいろは浅いといわれています。どちらもそれぞれの良さがありますが、わが家は一段でたっぷり蒸したかったため、和せいろを選びました。


04.
食卓にそのまま出してサマになる


日本の三大美林といわれる秋田杉で作られた「せいろ」は、単なる調理道具とは思えないビジュアル。厚みのある蓋が蒸気を閉じ込めてくれるので、このまま食卓に出して、熱々をいただきます。

 

蒸しただけの野菜が、こんなに美味しいなんて! 写真の腕がなさ過ぎて、この感激をお伝えできないのが歯がゆい、、、。涙 「マロニー」の下には豆腐が隠れています。この蒸し豆腐が、ヘルシーだけど大豆の味がギュッと濃縮されて大のお気に入りです。

 

洗ったあとは、水気をよく切って、乾燥させます。わが家では、レンジフードの上が定位置になりました。美しい佇まいを見るだけでニッコリ。


これから春野菜が美味しくなる季節ですね。アスパラガスに、スナップエンドウ、春キャベツも蒸すぞー! 定番の中華まんじゅう、おこわにも挑戦したい! 

暮らしの道具ひとつで、日々の食卓がこんなにウキウキするなんて。引っ越しを機に断捨離をして、かなりの物を手放しましたが、改めて”物が持つパワー”を実感しています。

皆さんのお気に入りの道具は何ですか? 

→その他の編集部ブログはコチラから

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ