‟普通”だからこそ使いやすくて洗いやすい 「フラットトング」

～「LADER」より vol.7 ～

今から思うと、「トングなしでどうやって料理をしてたんだろう」と思うくらいの使用頻度だけど、これを見つけるまでは気になるトングがあれば買って使って、しっくりこなくて使ったり使わなかったりを繰り返していました。

トングを探す時にまず絶対条件だったのが、バネを使っていないことと柄の巻き込みがないこと。

以前バイトしていたカフェで使っていたトングはおしりのところにバネがあって、入り組んでるから洗いにくくてヤキモキしてました。柄の巻き込みも同じで、そこに汚れが溜まりやすくて洗いにくい。

バネを使っていないトングは金属の反発で開／閉をしているので、閉じる時にちょっと硬いというか重いものも多いんです。でも、できれば軽やかな方が使用感がいい。閉じた時に先端がちゃんと合うとか、細かくいうとまだいろいろあるんですけど、ここまでの要素を満たしてるだけでもあまりないのに、かつ形がきれいというか、いい意味で普通なものとなるとほんとにありませんでした。

（サイズは３種類ご用意しています）

スッキリした形のものはあるにはあるんですけど、デザインが前に出過ぎてるというかデザインされすぎてる感じがして、それもちょっと違う。単体で見ると良くても、全体の調和を考えるとインパクトのあるものは目立ちがちです。アクセントになる場合は良いんですけど、悪目立ちするのは良くありません。僕はトングをキッチンのアクセントにしたいとは思わないので、普通でいいというか、なるべく普通なのがいいです(笑)。

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