‟やくさじ”って、軽量スプーン以外でも活躍させてもいいんじゃない?

今日のひとしな
2022.08.13

~「LADER」より vol.13 ~

良いデザインの定義は人によって様々だと思いますけど、道具については「作業の流れを意識して作られてるかどうか」が大事なポイントのひとつだと思っています。

このやくさじの素晴らしいところは、計量スプーンとしての計量のしやすさだけでなく「計って、入れて、混ぜて、味見」という一連の作業を全部これ1本でできるようになっているところだと思います。「計量」のその周辺も含めてデザインされているというか、整えられてるという印象ですね。

柄のおしりがちょっとだけ立ち上がってるのは、蓋を開けたり、細い瓶から薬匙のように掬ったりできるようになっています。

小さじはマドラーとして使ってもいいし、大さじはちょっと大きいけど韓国のスッカラのように使ってもいいと思います。

「これは計量スプーンだから」と道具の枠を決めずに、他の用途にもどんどん使っても変じゃないし、むしろ道具のポテンシャルを余すことなく使えてるわけだから、使いこなしてると言ってもいいと思います。

真面目できっちりしてるという日本人気質も、場合によってはざっくり大雑把なくらいの方がいいのかもしれません。計量カップも計量スプーンも±5%の誤差はあるものなので、計ってるとはいえ「約」ですしね。

 

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