‟洗いたくなる”醤油さし、いかがでしょうか
~「LADER」より vol.18 ~
この醤油差しに出合う一週間くらい前、別の醤油差しの取り扱いをスタートしたところだったんですけど、何かの記事でこの醤油差しを見つけて「こんな醤油差し見たことない!」と、すぐに買って使ってみて、これまたすぐに取り扱いを決めました。
しばらくはどちらの醤油差しも扱っていたんですけど、お店に立ってお客さんと話していると、自分が勧めるのはこの醤油差しばかり。なので、潔く取り扱いはこっち1本にしました。
変な言い方ですけど、自分が今まで醤油差しを選ぶときに気にしていた醤油の「垂れにくさ」とは別に、「洗いやすさ」という新しい視点をくれたことはこの醤油差しの大きな功績だと思います。
全部ガラスだから、醤油を入れっぱなしにしておくと塩分がいかにすぐに固まるのがよく見てとれるんですけど、それを見てしまうと、よくある細い注ぎ口の醤油差しの「あの細い内側はどうなってるんだろう」と気になるようになってしまいました。それだったら、使う分だけ入れて使ったらササッと洗う。その方が衛生的だし、醤油の美味しさも保てますよね。
ちなみに、蓋は乗せてあるだけで止まるようになってないから抑えて使わないと蓋が落ちます。「蓋を抑えないといけない」というのをちょっと面倒な要素として見ることもできるけど、すり口で蓋が落ちないものでも、残り少なくなって大きく傾ける時は自然と蓋を抑えて使っていると思います。だから、「蓋を抑えないといけない」ことをネガティブには捉えてないんですけど、道具を選ぶ際は、道具によって動作(ここでは‟醤油を入れる”こと)が制限されずに、なるべく自然にできるかどうかも気にして選んでいたりします。
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