『ずっと使いたい、日々の道具』jingoro山口和宏さんの木の道具

～「いえとくらしの道具　HOTOLI／ホトリ」より　vol.9～

たっぷりとした無垢の木が、穏やかに空間を包み込んでくれるような、jingoro山口和宏さんの木の道具たち。

手彫りの跡が美しい山桜の丸皿や四角皿。
耐久性に優れたくるみの一枚板を丁寧にくり抜いた盆。
どっしりと厚みのある大きな木でつくられたバターケースと、揃いで使いたいバターナイフ。

どれも手に取ると、山口さんのいつまでも色褪せない好奇心や実直なものづくりの姿勢、身近な人やものを慈しむ人となりが伝わるような温かみを感じます。

木の色や質感は時間と共に変化してゆくもの。

修理依頼があったお品に表れている、くらしの様子や使い込まれた表情を見るのがとても嬉しいとおっしゃっていた山口さん。

使う程に味わい深くなっていくので、ぜひおおらかに経年変化を楽しんで欲しいとの言葉に、山口さんの器を手に取る度、更に愛着が増していっています。

.
.

jingoroは、山口さんの木の道具の展示と喫茶のお店で、「作品を身近に感じてもらえる場所を作りたい」という山口さんの長年の想いがかたちになり出来たそうです。
喫茶をご利用の際には、山口さんの器を使ってとても美味しいお菓子とお茶をいただくことができます。

HOTOLIではクリスマスの時期になると、jingoroさんのチーズケーキを販売させていただいています。
カットするととろりと流れてくるような仕上がりに、一度食べるともう一度食べたくなる、スタッフ全員が大好きなチーズケーキです。
店頭受け取り限定のお品なのですが、お渡し日にHOTOLIにお越しになれる方はぜひご予約ください。

jingoro のお品

←「いえとくらしの道具　HOTOLI／ホトリ」の今日のひとしなはこちらから

←このほかの「今日のひとしな」はこちらから