おにぎりの朝ごはん
「さんのはち」森田美絵さんvol.2
こんにちは、9月の「器店主のある日の朝ごはん」連載を担当させていただいている「さんのはち」の森田美絵です。2回目の今日は、おにぎり中心の朝ごはんです。
我が家は夫婦そろって、熱々の炊き立てごはんで握ったおにぎりが大好きです。鮭はらみの切り身は冷凍庫に常備しているので、それを焼いてほぐし、たっぷり入れたものを1つ。あとは、その時冷蔵庫の中にある昆布の佃煮やおかか、梅干しなどごく普通の具でもう1つ。写真に撮ると真っ黒で、見栄えがいいとは言えませんが、のりは多いほうが好きなので、こんな感じになります。
ワンプレートには、毎朝食べるもずく酢、さつまいもの甘煮、大根とにんじんの塩麴和え、プチトマトと梅干しを1個ずつ。小皿には小松菜の胡麻和え、そば猪口にはヨーグルト。お味噌汁は、母が毎年作って分けてくれるお味噌を使います。
朝は、大きめのお皿に豆皿や小さめのお猪口などをのせて、ワンプレート盛りすることもよくあります。チャチャっと作れる和え物や生野菜をのせてボリュームを出したり、彩りをよくしてみたりします。
今日使った古い器はこの3点。左の、胡麻和えをのせたおろし金の絵の小皿は、特にお気に入りです。絵に合わせて大根おろしとちりめんじゃこを盛ったり、青菜のおひたしや和え物によく使います。こういうちょっと遊び心のある古い器、たまりません。
3~4寸サイズ(9~12㎝くらい)の小皿は、朝ごはんで出番の多いお皿です。こちらは古いもの、作家ものいろいろですが、器が違えばいつもの簡単なおかずも美味しく見える気がします。
こちらは、昭和初期に作られていたプレスガラス皿。大量生産されたもので、ちょっといびつな形だったり気泡が入っていたりと、アバウトな作りのものが多いのですが、なんとなく温かみがあって気に入っています。その昔はきっと、プリンやゼリーをのせたり、フルーツ皿にしたりしていたのかな? おひたしだって似合う、似合う。なんてことを思いながら、楽しんで使っています。
「時を経てもなお、かわいらしくて、どこか新鮮で心くすぐられるもの」をテーマに、主に大正~昭和初期のガラスや器、雑貨を扱う店。コラム執筆は、店主の森田美絵さん。
東京都中央区新富2-4-9 三新ビル3F
TEL:090-4544-3695
営業時間:13:00~18:30
定休日:日、月、祝(変更もあるので、ブログで営業日を確認の上お越しください)
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