カレーとパンで、カレーパンの朝ごはん ~エイチワークス園部由貴さん vol.8~
こんにちは、器店「H.works」の園部由貴です。お店の器を使った朝ごはんをご紹介している連載の最終回。今回のテーマは、カレーとパンの朝ごはんです。
photo&text:園部由貴 使用カメラ:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
なかなか教室で習った通りの焼き上がりにならずにいるパンです。白神こだま酵母を使った手捏ねパンなのですが、大きな原因はオーブンにあるのではとにらんでいます。何しろ210度の次がいきなり250度に飛びはねる温度設定のオーブン……(220度で焼くレシピが多いのに!)。この日のパン2種も220度のところを250度で焼いています。
クレセントロールとバタープチフランス、
キーマ風カレー(ゆでたまご入り)、
ポテトサラダにホッと豆乳。
カレーを作れば2~3日はカレーメニューです。カレーうどん、カレースープ、カレーがけの野菜オーブン焼きとか。あえて朝ごはん用にも残し、パンにのせていただきます。煮込まれてだいぶ美味しくなっている頃に。
使った器は、
パンが、山口利枝さんの花束文皿、
カレーは、石田誠さんの紅毛手リムボール(白)、
ポテサラが、河上智美さんのプレーンそば猪口、
豆乳が、長井梨恵さんのマグカップ。
パンの盛り合わせに、萩原英二さんのカトラリーBOX・クルミ(大)。
そして真鍮のレンゲは、坂野友紀さんのものです。
萩原さんが作る手付きのBOXには、様々なサイズや形があります。木の種類もクルミの他に、クロクルミや山桜など。使い方も、その方次第。時にはこんなジャムセット入れに。片手で持ち上げられて移動も楽々です。使えるシーンは食卓に限りません。
通気性があり、余熱が逃げるので、焼きたてパンを盛るなら竹籠と蕎麦ざるを使うと以前にもお伝えしまいたが、実際に作った時の様子がこんな感じになります。どちらも久保一幸さんのお品です(このパン、ケシの実つけすぎましたぁ)。
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8日分の朝ごはんをご紹介させていただいた「ある日の朝ごはん」の連載も、私が担当した3月はこれが最終回。改めて、日々、器を選ぶ楽しさを実感した1か月でした。読んでいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
じつはこの場をお借りして、お知らせさせていただきたいことがあります。「H.works」は、ただいま引越しを計画中。同じく立川市内ですが、のどかな風景の中に新たな店を構える予定です。
その場所ならではの催しも展開していけたらと思っています。詳細はこちらのサイトでお知らせしますね。
http://www.h-works04.com
5月いっぱいはこれまでどおり、ピンクビルの一室で皆さまのお越しを待ちしておりますので、是非いらしてください。
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日常使いの器や道具を扱う。企画展も、月に1度のペースで開催。「ある日の朝ごはん」のコラム執筆は、店主の園部由貴さん。
東京都立川市錦町1-5-6 サンパークビル202
042-521-2721
11:00~18:30 月・火定休
http://www.h-works04.com/
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